任天堂のマリオシリーズ新作『スーパーマリオ オデッセイ』。ある海外ファンは同作で、「ジャンプを行った」と判定されることなくゲームクリア可能かという難題に挑戦しています。
これは、同作に搭載されているクリア後のゲーム内各種統計にある「ジャンプ回数」情報の存在から発生したチャレンジ。このチャレンジに挑戦したYouTuber“Gamechamp3000”氏は、まず何がゲーム上で“ジャンプ”と認識されるのかから調査を開始しました。結果、あくまで“ジャンプ”は地上からのジャンプボタンにカウントされるものであって、それ以外の方法、例えば帽子を用いた飛び上がりであれば“ジャンプ”と認識されないという結果を得ることに成功。
この結果によって、“ジャンプ0回”クリアの可能性を見出した同氏は、チャレンジを行いますが、そこに立ちふさがった第一の関門はマリオが8ビット風になるステージ。氏はスピードランのコミュニティが利用しているショートカットや、T-Rexへの乗り移りなどを使うことでこの関門を突破しました。次のチャレンジの関門となったのは「NPCとの会話行為がジャンプ扱いになる」というもので、これを帽子を使って空中にいる状態から最速のタイミングでNPCと会話することで回避。ついに“ジャンプ0回”を達成できるかと思いきや、意外な落とし穴があることが判明してしまいました。
それは、ゲーム中イベントで“必ずジャンプボタンを押さなければいけない”複数のポイントの内、1箇所のみは通常の“ジャンプ”として記録されてしまっているということ。これによりチャレンジはクリア不能かと思われたものの、こちらも意外な解決策が判明。なんと、2プレイヤーモードでキャッピー側を操作することでマリオをジャンプすることなくゲームへと復帰させられるのです。
こうして遂に“Gamechamp3000”氏は“ジャンプ0回”でのゲームクリアを達成、映像をアップロードするに至ったとしています。勿論、帽子を使った飛び上がりなどは多用しているため、純粋な“ジャンプ0回”ではないものの、用意された統計を打ち破るこのチャレンジ、なかなか素晴らしいものなのではないでしょうか。
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