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【特集】帰省しながらゲームはクリア出来るのか!? お盆休みを利用して『レイジングループ』を遊んでみた

学生ならではの特権といえばいくつもありますが、春冬だけでも2週間、夏ともなれば1ヶ月を越す長期の休みは、社会人からすると垂涎の的と言えるほど羨ましいものです。

任天堂 Nintendo Switch
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学生ならではの特権といえばいくつもありますが、春冬だけでも2週間、夏ともなれば1ヶ月を越す長期の休みは、社会人からすると垂涎の的と言えるほど羨ましいものです。

もちろん、場所や環境によって休みの長さは変わるでしょう。しかし、ごく平均的な社会人にとっては、3日以上連続する休みですら実に貴重なもの。4日、5日ともなると、年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みくらいが関の山です。有給などあってなきがごとし。

だからこそお盆休みは、社会人ゲーマーがじっくりプレイできる数少ないチャンス。ですが、お盆休みには「帰省」というイベントが発生しがちです。帰省するとなれば、大小様々な用事に追われやすいもの。しかし、そこで諦めるわけにはいきません。

そこで今回、社会人ゲーマーである筆者が、帰省の合間を縫ってゲームのクリアに挑戦してみました。用事をこなしつつ、また周囲の人たちに「帰省したのにゲームばっかり……」と思わせないよう配慮しながら、時間を有効活用してゲームを遊びきることができるのか。その実体験レポートをお送りします。

◆相棒に選んだハード&ソフトは……!


帰省となると、据え置き機をチョイスするのは難しいところ。持ち運ぶ手間もありますが、リビングのTVを占拠してしまうのは問題外! 家族団らんにも波風を立てる悪手と言えます。そのため、携帯ゲーム機やスマーとフォンが、今回の挑戦ではベターなチョイスと言えるでしょう。

しかしここで、今年発売されたばかりの新ハード・ニンテンドースイッチを相棒にしてみようと思います。携帯性については、携帯機と比べると少々難アリですが、本体と電源コードだけならば荷物というほどではありません。また、携帯モードとテーブルモードを駆使することで、場所を選ばず楽しめるのも嬉しいポイントです。


ハードは万全。そして選んだソフトは……8月頭にスイッチに配信されたばかりのADV『レイジングループ』をピックアップしてみました。スイッチで場所を選ばず遊べるとはいえ、アクション性の高いゲームは状況を選びますし、ゲームクリアを目指す挑戦なので「クリアのライン」がはっきりしている方がよりよいでしょう。

そしてなにより、『レイジングループ』の脚本を手がけたamphibian氏は、これまでに『鈍色のバタフライ』『トガビトノセンリツ』『D.M.L.C.-デスマッチラブコメ-』といった作品を手がけており、いずれもユーザーから厚い支持を受けています。筆者もプレイさせていただき、予想を超えるシナリオ展開や個性と魅力を両立させるキャラクター描写などに度肝を抜かされました。

そんなamphibian氏の脚本が綴る『レイジングループ』は、人狼ゲームの構造をモチーフとし、奇怪ながらも絶対の掟に縛られる村人たちの苦悩や葛藤に足掻く人間ドラマを交錯させ、不可解な狂気に翻弄されながら立ち向かう主人公を描く一作。筆者的にもぜひプレイしたい作品でしたし、ホラー要素は夏に遊ぶ一本としてピッタリ。果たしてどのようなエンディングを迎えるのか、プレイする前から楽しみです。

なお、『レイジングループ』の内容については、物語の核心についてのネタバレを避けるよう務めますが、ストーリーの展開や片鱗には触れてしまうため、その点についてはご注意ください。

◆懐は痛いが、楽&自由時間が嬉しい「新幹線」


帰省に伴う自由時間と言えば、まずは移動中。車などで帰る方は運転に集中せざるを得ませんが、「新幹線」ならばまとまった時間を確保できます。しかも、誰の目を気にすることもなく!


ということで、早速『レイジングループ』を立ち上げ……る前に、折角なのでまずは駅弁を開封。これも新幹線に乗る醍醐味のひとつですし、腹が減っては戦が出来ません。それに、本作は「CERO:D」なので直接的な描写こそ「Z」ほどではないでしょうが、精神的にキツい描写は『トガビトノセンリツ』でも多々あったので油断なりません。食欲があるうちに済ませておくのが吉でしょう。


腹ごしらえでいくらかタイムロスしたものの、『レイジングループ』を立ち上げてからは何の問題もなプレイが進みます。主人公・房石陽明が道に迷い、かなりエキセントリックなコンビニ店員に道を教えられ、どこか謎めいている集落・休水に近づいた辺りで、新幹線が目的の駅に到着。休水に帰省していた芹沢千枝実に助けられたところで、プレイを一度中断します。少しのんびりしすぎる運行かもしれませんが、お盆休みはまだ始まったばかり。隙を見つつ、少しずつ進めることにします。


ちなみに今回は新幹線を使いましたが、移動時間=プレイ時間を更に確保するならば、在来線という選択もアリでしょう。ただし路線によっては混み合うことも考えられますし、乗り換えが多くなるのはやはり大変。新幹線よりも安いのは魅力的ですが、スイッチで遊ぶことを考えると、新幹線がベターかもしれません。

◆帰宅後は意外と自由時間がない!? 貴重な「寝る前のひととき」


家に帰ると、家族の出迎えに始まり、お土産を渡したり互いの近況を報告したりといった時間に。明確な用事やスケジュールがあるわけではありませんが、そのままリビングでくつろぐ流れになりがちです。

もちろん、理由を付けて部屋に引っ込むことも不可能ではありませんが、帰省とゲームを平行してこそ挑戦。ある意味縛りプレイな状況ですが、社会人になってからは仕事や生活に縛りがない方が珍しいので、適度なバランス感覚で乗り切りたいところです。


そんな帰省帰りゲーマーにとって、確実性が高く重要なひとときは、やはり「就寝前」。寝る前ならば、誰に気兼ねする必要もなく、自由に伸び伸びと楽しめます。携帯モードでも楽しめるスイッチは、布団に寝転がりプレイも可能。腕が疲れたら、テーブルモードに切り替えてプレイ続行です。画面さえ見えればどんな姿勢でもいいのは助かります。


ゲーム内では、困っている陽明を千枝実が見かねて部屋に上げ、そのまま酒盛りに突入。そういえば、帰省すると酒盛りに突入するケースもあるでしょう。幸い筆者は下戸なので自然と回避できましたが、酒盛りの後では就寝前のゲームプレイは難易度高そうです。


それにしても千枝実さんは、気さくで親しみやすい上に言動がトリッキーという、なかなか魅力溢れる人物です。「不正解者はぶっしゅぶっしゅ殺します」という言い回し、実に生々しすぎる! 好きな人にはたまらないタイプの御仁です。

こうしてゲーム内でも夜が更けて翌日を迎えた頃、現実世界でもそろそろ限界だったので就寝。移動の疲れが、睡魔をすみやかに呼び込みます。あまり疲れを残さないで就寝を迎えるのも、帰省ゲーマーの重要なポイントかもしれません……Zzz……。



《臥待 弦》
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