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【レポート】山本希望が叫び、上間江望がスカートを覗き込む!『ぎゃる☆がん』トークライブで『だぶるぴーす』新展開が明らかに

今年、創立20周年を迎えたインティ・クリエイツ。その積み重ねとこれからの展望をファンと共有するイベント「インティ・クリエイツ創立20周年イベント / INTI CREATES FAN FESTA 20th Anniversary」が11月5日に行われました。

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◆『ぎゃる☆がん』とVRの相性は抜群! 思わず上間江望が手探り&覗き込み!?



クイズで負けたバツゲームとして、橋本さんと藤田さんが身体を張って、“V”と“R”を表現。多くの方が待ちわびた、『ぎゃる☆がんVR(仮)』の実演プレイを披露するコーナーが始まります。

今回のイベントで併せて行われた体験会に、『ぎゃる☆がんVR(仮)』もいち早く出展。しかしVRは、セッティングに時間がかかるため、回転率が高いとは言えず、観客の中でもごく一部の方しか体験することができませんでした。そのため大半の方は、『ぎゃる☆がんVR(仮)』を直接見るのは、この実演プレイが初。声優陣を代表し、上間さんが舞台上でセッティングに入ります。


なお『ぎゃる☆がんVR(仮)』は楽屋にも設置されており、ステージイベントが始まる前に山本さんがプレイ。その臨場感や衝撃から、「きゃーっ!」「ぎゃあぁぁ!!」といった悲鳴が響き渡ったと他の声優陣が明かします。その声から、ホラー系のゲームでもやってるのかなと内村さんは思ったそうですが、「『パンツーッ!』って聞こえてきたので、『あ、ぎゃる☆がんだ』と確信しました(笑)」と的確に見抜き、会場も納得の雰囲気に包まれます。

また、同じく事前にプレイした藤田さんも、「しのぶちゃんが、本当に目の前にいるんです!」「すごく可愛い!」「絶対領域がっ!」と、かなりエキサイティングしたプレイ体験を感情豊かに説明。そして、『ぎゃる☆がん』らしくシューティング要素もあると明かし、「視線で照準を合わせるため、『ぎゃる☆がん』とVRはすごく相性がいい」と、VRで表現された『ぎゃる☆がん』をベタ褒めし、会場の期待を更にかき立てます。

中川さん曰く、今回お披露目する『ぎゃる☆がんVR(仮)』は研究段階のもので、「あくまで『こういうものができるかもしれない』という可能性に過ぎません」と前置き。また、パンツなどが見えてしまうのは「開発者の意図ではないもの」とも説明。そのため、“意図していない”シーンは、会場に足を運んだ方だけが目撃できる形となりました。意図してないなら仕方ありません。


上間さんが実演プレイを開始すると、舞台上のスクリーンには彼女が見ているゲーム映像を表示。場所は教室で、どうやら椅子に座っている様子です。机の上や窓枠には“くろな”のボトルキャップフィギュアやペットボトルが置かれており、上間さんは早速シューティング。いくつもの“くろな”がショットで弾かれ、倒れたり窓の外に落ちたりしました。それでもなお撃ち続ける上間さん。容赦なしです。

そして視界を転じて隣りを見ると、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』のヒロインであり、上間さんが演じた神園しのぶの姿が。その実在感を最も強く感じる上間さんは、感嘆の声をもらしながら彼女を凝視します。

今回のバージョンでは自由に移動することはできませんが、決められたポイントへの移動が可能。移動することで、シチュエーションが変わったり別の視点を楽しめる形となります。しのぶが座っているひとつ前の机の下に移動すると、しゃがんでいる彼女の姿を低い視点でガン見。しのぶは気付いていないのか足元のガードがやや甘めなため、“意図せず”パンツが見えてしまう形に。

『だぶるぴーす』で拝見する機会こそあれ、VRで見るのはやはり別格。その違いを最も強く感じているのは、他ならぬプレイヤーの上間さん。思わず身を乗り出し、更に覗き込もうとしのぶに近づこうとします。その一心不乱な様子は、「ケーブルの限界があるから!」と、内村さんが配線の心配をするほどでした。


更に視点を移動させると、今度は床に寝転がり仰向けの視点に。そこにはなぜか、三人のしのぶに取り囲まれ、見下ろされているという夢のようなシチュエーションが。視点はほぼ見上げる形で、そして三人のしのぶは全員制服姿。そこから見える景色は、まさにパンツの包囲網。もちろんこれも、“意図していない”描写に違いありません。

続いては、場所そのものが変わり、体育倉庫に。『だぶるぴーす』をプレイした方にはお馴染みの、しのぶが窓に引っかかって抜け出せないシーンです。この場面でもいくつかの視点移動が可能で、まずはしのぶがいる隣の窓に移動。そこで少し身を乗り出すと、しのぶと同じように窓から身を乗り出した視点に。VRならではの演出です。

このほかに、しのぶの真後ろに回る視点もあり、こちらは実に刺激的。身を捩るたびにスカートが揺らめき、男心をくすぐります。上間さんもつい身を屈めたりと、しのぶを様々な角度から凝視。更に、窓枠に嵌っている彼女を助けようと、上間さんは思わず手を伸ばしますが、現実世界上では何もない空間。しかし、そこにあるはずのしのぶの身体を探す上間さんの手。なんだか、“新しい可能性の扉”が開きそうな瞬間でした。

こうして、様々な興奮が交差した実演プレイは終了。VRゴーグルを外した上間さんは、「……現実って暗い」「私は、桜咲第三高校にいたはずなのに……」と、現実との残念なギャップに肩を落としました。それは、『ぎゃる☆がんVR(仮)』の体験が刺激的だったことの裏返しでもあります。


どのような形で展開していくのか、まだ試行錯誤の段階と言える『ぎゃる☆がんVR(仮)』ですが、声優陣はいずれも興味津々。自分たちのキャラクターが『ぎゃる☆がんVR(仮)』に登場して欲しいと口々に語り、「(プロモーションのために)この衣装をまた着たいです!」と意欲を顕わとします。

またイベントの締めくくりで、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』を何らかの形で再度リリースすると、中川さんから嬉しい発言が。廉価版やベスト版といった、手に取りやすい形での販売を目指しているとのこと。『ぎゃる☆がんVR(仮)』の本格始動はまだ少し先になりそうなので、未経験の方は『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』で世界観の予習をしておくといいかもしれません。


最後まで朗報が飛び出した「ぎゃる☆がん トークライブ」。シリーズが更なる展開を迎えた暁には、今回のような楽しいイベントをまた行って欲しいものです。上間さんと中川さんの見事なやりとり、次の機会があればぜひ直接ご覧ください。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

(C) INTI CREATES CO,. LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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