海外リサーチ企業B/HIおよびListen Researchの報告によれば、1週間に5時間以上ゲームをプレイするユーザー300人のうち74%がVRデバイスの購入を検討しており、60%が「プレゼントとして貰いたい」と考えているとのこと。「コンソール機専門のユーザー」で購入意欲を持っているのは75%、「PC専門のユーザー」では73%とほぼ同等の数字を示しています。
また、調査対象者のうち40%はVRデバイスで更なる展開が期待されるジャンルとして「RPG」を挙げており、次点が「FPS」の39%、「スポーツゲーム」が38%を占めているのだとか。また、55%が「VR映画鑑賞」に興味を示し、49%が「VRスポーツゲーム」に関心を持っているとも明かされています。
ゲームプレイのみならず実生活にも響きそうな「VR酔い」を危惧するユーザーは42%を占めています。「PlayStation VR」は44,980円(カメラ同梱版は49,980円)、「Oculus Rift」は94,600円、「HTC Vive」は99,815円でそれぞれ国内で提供予定とされていますが、その価格設定に不安を感じるユーザーは全体の61%にも上るとのこと。ゲーム体験に新たな感覚をもたらすであろう各種VRデバイスですが、不安点を抱えられながらもその全体的な購買意欲は高く、ビデオゲーム文化に新風を吹き込むような展開が期待されます。
「高額」「酔い」の不安残るもVR機器はゲーマーの期待度大―海外調査報告
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