『ウルトラマン』シリーズは2016年で放送開始から50周年を迎える。『ウルトラマンオーブ』は記念すべき年の作品となった。今回の製作発表会では、新たなキャストも登壇し、多くの情報が明かされた。登壇したのは田口監督、主演の石黒英雄。そして夢野ナオミ役の松浦雅、早見ジェッタ役の高橋直人、松戸シン役のねりお弘晃、ジャグラス ジャグラー役の青柳尊哉と渋川一徹役の柳沢慎吾だ。特別ゲストとして、主題歌を歌う水木一郎も登壇した。
発表会では、第1話に登場する魔王獣マガバッサーが姿を見せた。続いてウルトラマンオーブが登場し、3種類の形態を披露。今回の『ウルトラマンオーブ』は、過去のウルトラヒーローの力が宿ったカードを使って戦う。ヒーローは2人で、その組み合わせによってウルトラマンオーブのタイプも変わるという仕組みだ。ステージでも「光の力、おかりします!!」と声をあげ、変身を遂げた。
『ウルトラマンエックス』の監督も務めた田口監督は、前作のテーマを「原点に戻る」と説明したうで、「今までの『ウルトラマン』をぶち壊す」「実験をする」といった言葉を使い、本作が今までのシリーズの流れとはかなり違うことを告白。「普段通りの展開にするより遊ぶ」と挑戦的な作品であることを告げ、「楽しみながらやっています」と現場の様子を語った。
特別ゲストとして登場した水木一郎は、劇場版の主題歌は今までにもやったことがあるが、テレビシリーズは今回が初であると話した。その水木一郎が歌うオープニングテーマ「オーブの祈り」は、前作に続きボイジャーが参加し、作詞作曲を高見沢俊彦が担当している。海上に流れたオープニング映像には、柳沢慎吾も「かっこいい!」と話した。その柳沢慎吾がオープニングで使っていたシーバーは、キャストが決まったのち特注で作られたことも明かされた。
ステージの終わりに、石黒は「一人でも多くの方に見てほしい。最後まで全力で頑張ります」とアピールした。しかし全員ステージから去ったあとに、柳沢慎吾が再び登場。「あばよ!」と声を上げて、連れ戻しに来た石黒と共に去っていった。
主人公のクレナイガイは、今までのシリーズとは違い陽気な風来坊という設定だ。しかし、ウルトラヒーローたちに力を借りる時は全て敬語である。挑戦的な作品ではあるが、そこに今までの『ウルトラマン』シリーズへのリスペクトを感じた。引き続きどのような作品になるのか、注目したい。
編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
草むしり検定証カードホルダーに「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄がついに登場!裏面は漫画エピソードをデザイン
-
この声は…シャリア・ブル? 東洋水産が「次の作戦」を予告、「ジークアクス」コラボ第2弾かー12月10日16時に公開へ
-
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」40周年記念!宮下あきら(魁!!男塾)、桂正和(I”s)ら伝説級作家10名によるスペシャルイラストが超豪華
-
シャアとシャリア・ブルが「赤いきつね緑のたぬき」コラボで密会?!「ガンダム ジークアクス」×「マルちゃん」スペシャルムービー公開
-
【15%オフ】レトロ×多機能の“2,222円プロコン”が売れている理由
-
宝多六花ら7名の“Y2K”ファッション新規描き下ろしイラスト!「グリッドマンユニバース」POP UP SHOP開催
-
期待されるアニメ『ウマ娘』4期の主人公を、15年以上の競馬好きがガチ予想!その鍵は「スピカ関係者」かつ「憧れの存在がいるかどうか」
-
『FE 風花雪月』最推しコンビorカップリング投票結果発表─第3位の“ヒルマリ”を制した第2位、第1位は…!
-
【TGA2025特集】GOTYノミネート作6選!新たな歴史を築いたターン制RPGからスイッチ2の注目タイトルまで栄冠を手にするのは…
-
漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」あと5話をもって完結―最後は有馬記念、新たな勝負服姿のオグリキャップも








