たとえば、それほど最近のものでなくても、しゃべったり笑ったり、動作したりするぬいぐるみは、比較的これまでも存在している。近年はさらに、デジタル技術の進歩を採り入れたものが、ちらほら出てきている。
そんななか今回、KDDIがコンセプトモデル「コミクマ」を開発したことを発表。一方タカラトミーは「しゃべくりハッピー/ラッキー」を4月末より販売開始することを発表した。いずれも“ユーザーとのコミュニケーション”ということに焦点を当てた、デジタルぬいぐるみの新機軸だ。
KDDIの「コミクマ」(Comi Kuma)は、au未来研究所が開発した、“ぬいぐるみ型コミュニケーションツール”のコンセプトモデル。通信モジュールと12個のセンサを内臓しており、抱きしめる(大好き)、頭をなでる(おはよう)、キスする(チュ)、うつぶせにする(疲れた)などの動作を行うことで、全11種類のスタンプから、ぬいぐるみの動きに合ったスタンプが送信可能となっている。
スタンプは、別のコミクマで受信でき、胸のリボン(ディスプレイ部分)に表示される。これにより、一対のコミクマを、離れた親子・祖父母と孫などが可愛がることで、スタンプのやりとりを行うことが可能となっている。文字ではなく直感的に感情が伝わるスタンプのため、お年寄りや子どもでも理解できるとのこと。
タカラトミーの「なんでしってるの!?しゃべくりハッピー/ラッキー」は、無料のアプリで11項目のプロフィール(名前や苦手な食べ物、将来なりたい職業や、最近楽しかったことなど)を入力し設定することで、おしゃべりをカスタムできるぬいぐるみだ。ぬいぐるみならではの「やわらかさ」や抱き心地はそのままに、音声認識機能を搭載し特定の単語に反応する。
「○○ちゃんはピーマンが嫌いなんだよね?」 「○○ちゃん 今度どこいこうか~!」など、ユーザーの名前を呼びながら、その人に合った1000通り以上の自然なおしゃべりが可能だという。歌やゲームを楽しむこともできる。知らない言葉を聞いても、「なんとなく対話システム」で会話が成立するというから楽しそうだ。
撫でてあげると反応する「なでなでセンサー」、話しかけると反応する「おはなしセンサー」の2種類のセンサーを搭載。おしゃべりしながらうんうんとうなずく「うなずき機能」も搭載している。これにより、うなずきながら「そうなんだ」「すごいね!」「それほんと?」と受け答えするなど、自然で心地よいコミュニケーションを体感できるとのこと。価格は9000円(税抜)。
ネットスラングではよく話題になる「コミュ力」(こみゅりょく)だが、新世代ぬいぐるみのほうが、コミュ力が凄そうだ。
「新世代ぬいぐるみ」はコミュ力が凄い! 名前や好みを記憶、抱きしめると反応
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