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「ドルアーガの塔」に続き、Kindle版「展覧会の絵」も配信開始…週末に“ゲームブック”をどうぞ

1980年代後半に大きなブームを巻き起こした“ゲームブック”。番号が割り振られたパラグラフ(段落)を辿ることで物語が進行し、展開や過程を読者自身が決定するという斬新なプレイ体験が、多くの少年少女の冒険心をかきたてました。

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1980年代後半に大きなブームを巻き起こした“ゲームブック”。番号が割り振られたパラグラフ(段落)を辿ることで物語が進行し、展開や過程を読者自身が決定するという斬新なプレイ体験が、多くの少年少女の冒険心をかきたてました。

そんなゲームブックの歴史は今もなお続いています。先日も、国産ゲームブックの中でも名作として名高い「ドルアーガの塔」三部作が、Kindle向けに電子化を実現。全60階を踏破する刺激に満ちたこの冒険が与える興奮は、今の時代でも全く衰えておらず、ドルアーガに挑む冒険に出かける“ギル”たちがTwitter上などで数多く見受けられます。


そしてこのたび「ドルアーガの塔」三部作に続く形で、Kindle版「展覧会の絵」の配信がスタートしました。本作の主人公は、剣と魔法を操るヒーローではなく、琴を持った「楽師」。また、タイトルからも分かる通りピアノ曲「展覧会の絵」をモチーフとしており、これまで登場したゲームブックとは様々な面で一線を画す刺激に溢れています。

この「展覧会の絵」が今回、Kindle版として再誕。これまで、2002年に創土社にて復刊され、2012年にはiOSアプリとしてリリースされましたが、iOS版の配信はすでに終了。また書籍は、取り寄せなどでどうしても時間とお金がかかりがちです。ゲームブック「展覧会の絵」へ手軽にアクセスしたい方には、今回のKindle版リリースは絶好の機会かもしれません。

興味が湧いた方は、このちょっと不思議な世界に出かけてみてはいかがでしょうか。なおKindle版「展覧会の絵」の価格は、400円です。また公式サイトでは、印刷して使用できるアドベンチャーシートが配信されているので、プレイ予定の方はそちらもチェックしてみましょう。

■幻想迷宮書店「展覧会の絵」
URL:http://gensoumeikyuu.com/2016/03/11/%E5%B1%95%E8%A6%A7%E4%BC%9A%E3%81%AE%E7%B5%B5/

(C) 幻想迷宮書店. all rights reserved.
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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