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【レポート】AC『パワプロBALL☆SPARK』は“打つ・投げる”の手応えが満点のホームラン級

その他 アーケード

【レポート】AC『パワプロBALL☆SPARK』は“打つ・投げる”の手応えが満点のホームラン級
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2014年に20周年を迎える野球シリーズ『実況パワフルプロ野球』。その最新作であり、アーケードへの登場を果たす『実況パワフルプロ野球BALL☆SPARK』は、シリーズファンならずとも気になる一作となっており、発表当時からすでに話題となりました。

人気シリーズの新たな展開という点はもちろん、2014年12月に配信を開始したモバイルゲーム『実況パワフルプロ野球』との連動要素にも注目が集まっている本作。プレイヤーの腕前や経験だけでなく、自分で育成した愛着あるチームと一緒に戦えるのも、大きな魅力と言えるでしょう。


またこの他にも、筐体のユニークさも非常に目を惹くポイントです。左手側には一般的なコントロールスティックがあり、そして右手側には新型コントローラ「パワボール」が鎮座しています。この「パワボール」は、スティック上部が野球のボール型になっており、その大きさも結構なサイズ。そのため右手は、この「パワボール」に覆い被せるようにして操作します。


「パワボール」は通常のスティックと同じように360度動かせる上に、人指指と中指、そして親指の位置にそれぞれボタンを配置。更に、「パワボール」自体を押し込む入力も用意されており、打撃や投球といった野球ゲームの「核」に当たる操作は、この押し込みで行います。

基本的な操作はこの2本のスティックに割り振られており、この他は一発逆転の可能性を秘めた「パワスパーク」を発動させるためのボタンがひとつあるだけ。逆を言えば、勝負時に「パワスパーク」を使う以外は2本のスティック操作に専念するだけで、本作を心おきなく楽しめます。複雑過ぎない操作性は、コアなファンだけでなく幅広いユーザーも楽しめる入り口になりやすいため、嬉しい配慮と言えるでしょう。

加えてその操作に関しても、全てを自分で行うマニュアル操作と、打撃・投球以外はオートでやってくれる操作の2種類があり、プレイに臨むハードルを更に下げてくれています。無論、「簡単な操作だとあまり面白くないんじゃ・・・」と不安に感じる方もいるかと思うので、今回はあえて簡単な操作で実際にプレイしてみました。

店内やオンラインでの対人戦が楽しめる本作ですが、「JAEPO 2016」にプレイアブル出展されていた筐体でプレイしたため、今回はコンピュータとの対戦。先攻だったので、まずは打者として挑みます。


打者側の操作ですが、「パワボール」を上下左右に動かしてヒッティングポイントを決め、押し込むとバットを振ります。この辺りにボールが来る、という目安になるアイコンが表示されるので、この目印を意識しながら飛んでくるボールに合わせてバットを振る形となります。空振りを数回挟みながらも、タイミングが掴めてきたら無事に塁に出ることができました。

そしてこの打撃の感覚が、実に心地良い! 「パワボール」の押し込みはちょっと重いため(負担になるほどではありません)、この手応えと同時に快音が鳴り響くフィードバックはかなりの快感でした。その気分につい浸ってしまい、飛んでいく白球をぼんやり眺めてしまうこともしばしば。ちなみに打った後、「パワボール」をグルグル回すと走者の速度が少し上がるので、ボーッとせずに気張って回すのが肝心です。筆者は何度も忘れましたが・・・。

この打撃の心地よさが忘れられず、「あの感覚をもう一度味わいたい!」とばかりに、ついついボール球でもバットを振ってしまってあえなく攻守交代。冷静に見極めるのが大事だと思い知りつつも、早くスリーアウトを取ってまた打席に立ちたいという気持ちがメラメラと沸き上がります。


投手側の操作としては、左のスティックで「ストレート」や「カーブ」などの球種を選択し、「パワボール」で投げる位置をセッティング。そして押し込むか、制限時間が経過すると投球します。カーブなどの曲がる球は、曲がった後の場所も同時に表示してくれるので、ストライクゾーンから逃げるように外側へ、といった投球もやりやすいので助かりました。

ボールを投げる際に押し込む動作も手応え充分で、狙ったコース通りに決まってストライクを取ると、心の中でガッツポーズが飛び出す気持ちよさ。ただし、できるだけ際どいコースを突こうと思って力が入りすぎてしまい、押し込む直前で微妙に狙いがずれてしまうことも。適度なリラックスが必要なのは、スポーツもゲームプレイも変わらないようです。

簡単な操作と一口にいっても、バットを振る位置やタイミング、どういったコースに球を投げていくのか、これらは全て自分で行います。簡単というだけでなく、打撃と投球だけに集中したい方にもお薦め、とも言えるかもしれません。他の操作がオートになった状況でも、手持ちぶさた感や歯がゆさなどは特に感じませんでした。


打つ、そして投げる快感が、手のひらからダイレクトに伝わってくる『実況パワフルプロ野球BALL☆SPARK』。そのプレイ体験は、期待度を高めてくれる手応えに満ちており、リリースが一層楽しみになったひとときでした。どれほど熱中したかと言えば、『パワプロ』なのに実況が全然耳に入っていなかったほど。熱中しすぎてしまい、実に勿体ないプレイをしてしまいましたが、本作の実況の醍醐味は正式稼働で堪能したいと思います。

(C)Konami Digital Entertainment
《臥待 弦(ふしまち ゆずる)》

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