まずゲームプレイの部分ですが、本作では打撃感というものを非常に重視しており、これが最大の魅力に。私も実際にプレイしてみましたが、マウスをクリックするたびに伝わってくる“撃ってる感覚”はたしかに他のゲームではなかなか感じられないもので、“撃たれた感覚”も非常に強く感じました。
そしてこの打撃感をスピード感よく楽しるように調整されており、“前作のよさを受け継いだ正当な続編”という印象を受けました。ただ、今回のバージョンは青少年版となっており、血のエフェクトなどがマイルドに調整。エフェクト部分は打撃感とスピード感に直結する要素ですので、成人版ではさらに凄いことになるそうです。
また新要素として、相手に弾がヒットした際、体のどこに当たったのかが視覚的に表示されるようになりました。
本作ではUnreal Engine 3を使用しており、全体的に美しくなったのはもちろんのこと、特に金属の表現が格段に向上。気持ちとしてはUnreal Engine 3.8を使っているようだと語られました。
グラフィックを向上される際に掲げられたテーマとしては、「対人FPSとしてプレイしやすいグラフィック表現」というものがあり、ただ単純にリアルに寄せるのではなく、“美しさを残しつつ、いかに見やすく、いかに継続してプレイできるようにするか”というのを主軸に調整が行われました。
なお、これはPvPモードに限った話で、PvEモードでは現在映像で披露されているものよりも美しいグラフィックになるそうです。
今年の「G-STAR」では印象的な女性キャラクターが披露されましたが、「『サドンアタック』のような殺伐としたゲームにも愛らしい女性キャラクターを登場させたい」という思いがあり、このギャップが本作の魅力の一つであるとのこと。彼女らにはバックボーンなどの設定があり、それぞれのキャラクターに特化したPvE向けコンテンツの実装が検討されています。
これらのキャラクターはローンチ時に12名実装される予定で、手袋やタトゥーなどを好きに付けることができます。ただし、オリジナルキャラクターを作ったりアバターをカスタマイズする要素は非搭載。プレイヤー自身が自分のキャラクターをゲーム中に見る機会がほとんどないのが理由として上げられています。
キャラクターのカスタマイズ要素はそれほどありませんが、カスタマイズ要素でメインになるのは銃です。銃はキャラクターと違って目にする機会が非常に多く、『サドンアタック2』では自分だけの銃を作ることができます。具体的にはスコープやマガジンなど計6箇所をパーツでカスタマイズ可能で、スキンも用意。ローンチ時には20種類の銃と、各部位に対して3パーツの計12パーツが実装されます。
なお、武器をカスタマイズすることで性能が変化しますが、これによりゲームバランスが崩壊することはないとのこと。
現在はチームデスマッチと爆破ミッションの実装が明かされていますが、1vs1のモードとして「Squad war」とPvEモードも用意。「Squad war」はNPCに命令をしつつ敵を駆逐していくモードであることが判明していますが、PvEではユーザーが驚くようなシステムをを用意しているとのこと。ただ詳細については語られませんでした。
『サドンアタック2』は韓国で2016年夏サービス開始予定です。
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