1993年にリリースされたオリジナル版をベースとする新生『Master of Orion』。探索(Explore)、拡張(Expand)、開発(Exploit)、殲滅(Exterminate)という意味を内包した4Xゲームというジャンルで、同ジャンルのタイトルでは『Civilization』シリーズが有名です。
『Master of Orion』シリーズも4Xゲームの代表的なタイトルでしたが、2003年の『Master of Orion 3』のリリースを最後に途絶。米Atariの倒産時にWargaming.netがIPを取得し、今回の新生『Master of Orion』が開発されています。開発は当時のメインスタッフが集結するNGD Studiosが担当しています。ゲームエンジンにはUnityを使用しているとのこと。グラフィックは大きく進化しています。
本作の基本的な進め方は、スカウトシップなどで植民可能な惑星を探し、コロニーシップで入植。領地の拡大を続けて、テクノロジーを研究し、経済の発展や宇宙船のカスタマイズを行い、いずれ出会う他種族との熾烈な生存競争に備えていきます。
本作製品版ではオリジナルと10種族が選択可能ですが、今回のアルファ版では6種族がプレイ可能状態でした。それぞれの種族のスタート時にはイントロムービーが用意されており、その種族の特徴やストーリーが紹介されていました。また、マップは広大で様々な銀河系で大きさもカスタマイズ可能。勝利条件には征服、経済、外交など5種類が用意され、種族の特徴にあった勝利条件を達成できそうです。とはいえ、つらい勝利条件を目指すのもこの4Xゲームの醍醐味。勝利条件の多さはゲーム性に広がりを見せるのではないでしょうか。
テックツリーは現在72の技術があり、高度なものには惑星破壊級兵器「DOOMSTAR」やBlackholeを利用した超長距離移動(ワームホール的な)といった超強力でSFらしさ溢れる技術も。ちなみにメニュー画面にはマルチプレイの文字が確認できましたが、まだ詳細は不明とのこと。また、Modもサポートされる予定です。
『Master of Orion』はSteamを通じて配信される予定。言語は10か国語に対応していますが、現時点で日本語は含まれていません。根強いファン層が存在する4Xゲーム、Wargamingには日本語の対応も期待したいところです。
編集部おすすめの記事
特集
PCゲーム アクセスランキング
-
『VALORANT』ってどんなゲームなの?e-Sports大会急増中のタクティカルFPSの押さえておきたいポイントを解説【初心者Tips】
-
ググるだけで遊べる!Googleが「ソリティア」「マルバツゲーム」を公開
-
『FF14』タンクは怖くてできない? そんなアナタの不安を払う“超初心者向けタンクガイド”
-
よく聞く「TD」ってなに?今さら聞けない「タワーディフェンス」…基礎から初心者にお勧めのゲームまで徹底紹介
-
【特集】『無料で遊べるPC用ホラーゲーム』20選―国内&海外の極上フリーゲームを厳選!
-
『VALORANT』はイモータル、歌はブロンズ!?SHAKAを圧倒した超新星・濃いめのあかりん
-
“シュラウド本人”のシュラウドステップ解禁!?『VALORANT』競技シーンにFPSファンが興奮
-
eスポーツ界隈には危険なワードがいっぱい?人気ストリーマー・SHAKAたちが“言葉遣い”を議論
-
Steam版『モンハン:ワールド』新米ハンターを手助けする「防衛隊武器&防具」配信―『アイスボーン』に向けてストーリーを一気に進めるチャンス!
-
クガネ登山よりは簡単?『FF14』新たな登山スポットの攻略法&頂きの景色