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【プレイレポート】『LEGO Worlds』は王者『マインクラフト』と肩を並べられるのか

本格サンドボックスゲームの早期アクセス版『LEGO Worlds』のファーストインプレッションをお届けします。

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レゴシリーズを手がけてきたTT Games開発のPC向け本格サンドボックスゲーム『LEGO Worlds』。2015年6月2日にSteamで早期アクセスが開始され、記事執筆時においても、同サイトの売り上げランキングの上位に食い込んでいる注目作です。

サンドボックスの元祖ともいえるレゴが、サンドボックスゲームに打って出ることもあって、同ジャンルの本家『Minecraft』と肩を並べるポテンシャルがあるのか、気になるゲーマーもいるのではないでしょうか。

今回は、そんな早期アクセス版『LEGO Worlds』のファーストインプレッションをお届けします。

■ 早期アクセス版『LEGO Worlds』で楽しめる事


全てレゴで出来たオープンワールドを探索するだけでも楽しい!

早期アクセス版『LEGO Worlds』のゲーム内容は、オープンワールドに広がるフィールドでコインを集めながら、宝箱・乗り物・キャラクター・オブジェクトを探し出すこと。昼夜の時間サイクルがあり、エリアによってキャラクターやオブジェクトが異なるため、生き生きしたレゴの世界を冒険できるのです。

従来のレゴシリーズと操作感は変わらず、記号化されたUIのおかげもあって、英語版でも何自由なくプレイできますが、『Minecraft』のようなサバイバル要素がないため、今後はクエストシステムをはじめとしたやり込み要素を充実させて欲しいと感じました。


新しいオブジェクトに触れるとビルドモードで使用可能に。


コインは、キャラクター・オブジェクト・乗り物をアンロックする際に必要。


レゴキャラクターにはそれぞれ固有のスキルがある。


入手したキャラクターのパーツを組み合わせて、オリジナルのスキンも作成可能。


レゴキャラクターの中には、夜にしか出現しない者や攻撃する者もいるようだ。


フィールドに点在する宝箱の中には、冒険に欠かせない装備が入っていることも。


ヤギから飛行機、ブルドーザーまで種類豊富な乗り物が登場!


ロードローラーに乗ってアスファルト舗装の体験をしてみては?


■ 本作の主軸となるビルドモードとは


種類豊富なパーツでオブジェクトを組み立てられるのはレゴブロックならでは。

現実さながらにレゴを組み立てられるビルドモードは、本作のメインともいえる要素。三人称視点からフリーカメラに変更され、あらゆる角度で、種類豊富なレゴパーツを組み合わせてオブジェクトを作ったり、既存のレゴセットを自分流にアレンジを加えたり出来ます。他にも『Minecraft』にはなかったカユイ所に手が届く便利な機能も多数搭載されており、本作が創作性を重点に置いた作品であることがわかります。

特に、気に入ったオブジェクトを保存できる切り取り機能は、今後実装される予定のマルチプレイモードにおいて、大いに活躍するのではないでしょうか。

しかしながら、フリーカメラの動作が不安定で、何かの拍子にカメラが地下に潜ってしまうことが多々ありました。特に、屋内ではカメラの動作が不安定になるので、レゴを組み立てる事すら困難に。主観カメラモードがあれば、細かな作業ができると思ったのですが、そこは今後のアップデートに期待したいところです。


地形ツールで大地を自由自在に変形できる!


気に入った建物は、切り取り機能を使ってセーブしちゃおう!


既存のレゴセットもあるので、ここからアレンジを加えていくのもアリ。


■ 『Minecraft』と肩を並べられるか


色んなパーツを組み合わせて、ちょっとした街を作ってみた!

『LEGO Worlds』は、創作性を重点においたサンドボックスゲームということもあり、レゴブロックの種類やビルドモードの機能が充実しています。ゲームとしては未熟な部分が目立つものの、「レゴブロックを思いのまま組み立てたかった!」と夢見たレゴマニアにとっては十分楽しめる作品です。

ゆくゆくはマルチプレイモードが実装され、Steam Workshopにも対応すれば、もしかすると『Minecraft』と肩を並べるタイトルになるかもしれません。今後の展開に期待したいですね。

『LEGO Worlds』はSteamにて早期アクセス版が配信中。価格は1480円です。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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