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岩手県と神奈川県横須賀市、Googleの位置ゲー『Ingress』活用で広域連携

岩手県と神奈川県横須賀市は、iOS/(iOS/Android)アプリ『Ingress』の活用をめぐり広域連携を行うと発表しました。自治体同士が『Ingress』で連携するのは全国初の試みとなります。

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岩手県と神奈川県横須賀市は、iOS/(iOS/Android)アプリ『Ingress』の活用をめぐり広域連携を行うと発表しました。自治体同士が『Ingress』で連携するのは全国初の試みとなります。

『Ingress』は、Google社内スタートアップのNiantic Labsが開発したスマートフォン向け位置情報ゲームです。もともと両自治体は『Ingress』を地域活性化に活用するプロジェクトを進めており、特に岩手県は『Ingress』をプレイしながら街歩きをするイベントなど様々な企画を展開してきました。

今回の試みは、「岩手県庁ゲームノミクス研究会」と「横須賀市観光企画課」が主導するもので、6月20日に開催予定のIngress公式イベント「Persepolis」(ペルセポリス)の東北開催を記念し、両自治体にゆかりの深い先人「米内光政」にちなんだポータルを設置し「岩手×横須賀 友情の架け橋ミッション」を展開。このミッションをクリアすると、両自治体のオリジナルデザインの特製メダル(ゲーム内アイテム)と各自治体のオリジナル特典(数量限定)がもらえます。

また両自治体では、この長距離ミッションを通じてその魅力や自治体同士の連携の有効性などを測定し、今後の活動に役立てるとも発表。ミッションの概要は以下のとおりです。

1.概要
岩手県(達増拓也知事)と神奈川県横須賀市(吉田雄人市長)が協力して、Ingressのゲーム内にミッション(ゲーム内スタンプラリー)をリリースする。

2.目的
これまでに例を見ない長距離を結ぶミッションを実験的に作成し、Ingressを地域活性化等に活用している自治体同士の連携の有効性や、長距離ミッションそのものの魅力の度合い等を測定し、今後の活動に資する。

3.ミッション名
横須賀市において作成するミッション
「(YKSK)岩手×横須賀 友情の架け橋ミッション」
岩手県において作成するミッション
「岩手×横須賀 友情の架け橋ミッション(県庁ゲーム研提供)」

4.使用するポータル(両ミッションとも共通)
1: 米内光政銅像(岩手県盛岡市 八幡宮境内)
2:米内光政居住地跡(〃 八幡町通称八幡宮通り沿い)
3:横須賀地方総監部田戸台分庁舎(神奈川県横須賀市田戸台)
4:料亭小松(〃 米が浜通り 2 丁目)
5:旧海軍下士官集会所跡(〃 ドブ板通り付近)
6:海軍の碑(〃 ヴェルニー公園内)

5.ミッションの特徴
どちらの地域からでもスタートできます。1往復すれば2つのミッション遂行実績が得られ、横須賀市においてデザインした特製のミッションメダル(ゲーム内アイテム)がもらえます。

6. ミッションのテーマ
「米内光政ゆかりの地を巡ろう」米内光政(1880-1948)
岩手県出身の米内光政は、旧日本海軍の軍人。太平洋戦争開戦直前の1940年1月~7月に内閣総理大臣として開戦に反対し、また戦争末期の1944年7月からは最後の海軍大臣としてポツダム宣言の受諾による早期の終戦に尽力した人物。若かりし頃、横須賀市にあった海軍砲術学校で山本五十六とともに教鞭を取っていました。横須賀市内で現在も営業している料亭小松には、かつて米内光政と山本五十六がよく酒を飲んでいたという記録が残っています。岩手で生まれ、横須賀で活躍し、そしてまた岩手で眠りについた米内光政に想いを馳せる長距離ミッションです。

7.オリジナルの特典
いずれかのミッションをクリアし、メダルをもらったプレイヤーには、各自治体のオリジナル特典を差し上げます。(ただし無くなり次第終了します。)

【岩手県】
岩手県庁ゲームノミクス研究会特製のIngressペン

【横須賀市】
横須賀市特製のIngressステッカー

記事提供元: vsmedia
《vsmedia》
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