人生にゲームをプラスするメディア

教室にビデオゲーム、米国教育省が考える未来とは

科学技術、医療、そして教育と様々な分野での可能性を見せるビデオゲーム。米国教育省が来るべき教育の未来の1つとして、ビデオゲームの可能性を考えているようです。

その他 全般
教室にビデオゲーム―米国教育省が考える未来
  • 教室にビデオゲーム―米国教育省が考える未来
  • 教室にビデオゲーム―米国教育省が考える未来
科学技術、医療、そして教育と様々な分野での可能性を見せるビデオゲーム。米国教育省(U.S. Department of Education)が来るべき教育の未来の1つとして、ビデオゲームの可能性を考えているようです。

海外大手ゲームメディアPolygonにて、米国教育省の職員のコメントを掲載し、同省がゲームを教育改革の1つとして考慮していると伝えています。

米国教育省の教育ゲーム学習部門に所属するMartin Eric氏は、現代の学生の多くが高校を卒業するまでの間に、学校で過ごす時間と同等の平均約10,000時間をビデオゲームで遊ぶとコメント。教育を面白く、魅力的なものにする橋渡しを提供することが同部門の望むことだと語りました。

また、米国教育省教育工学部門(OET)のディレクターRihard Culatta氏は「教育コミュニティは革新的な方法で技術を使用する準備が出来ていると思う」と語り、教育ゲーム開発における開発者と教師の連携の必要性を伝えています。

昨年の9月にホワイトハウスで開催された米国科学技術政策局と教育省が共同で主催したゲームジャムを「大成功だった」と語るCulatta氏。同氏が所属する教育工学部門はゲームジャムの後に、学習をゲームに変換するため開発者向けガイドを配布しています。

今月後半には、ニューヨークにて同省が主催する最初の学習ゲームサミットが開かれ、教育の専門家、学生、教師に加え、ゲームパブリッシャーとデベロッパーが参加。サミットはゲーム開発者の関心と教育ゲームニーズの間にある障壁に一石を投じることが目的です。

教育現場におけるビデオゲームの可能性。Culatta氏はサミットでの議論が人々の関心を刺激することに期待しています。教育ゲームという分野がどのような発展を遂げていくのか、大きな注目を浴びそうです。

教室にビデオゲーム―米国教育省が考える未来

《水京》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 公式Xが投稿の『ポケモン』を信楽焼で表現した作品がすごすぎる!リザードンやロコンなど、ほのおタイプのポケモンが温かみと迫力のある造形に

    公式Xが投稿の『ポケモン』を信楽焼で表現した作品がすごすぎる!リザードンやロコンなど、ほのおタイプのポケモンが温かみと迫力のある造形に

  2. 人気作曲家・田中秀和氏に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決―「アイマス」や「アイカツ」など著名楽曲を多数手掛ける

    人気作曲家・田中秀和氏に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決―「アイマス」や「アイカツ」など著名楽曲を多数手掛ける

  3. 『ウマ娘』マックイーンが恍惚とした表情に!森永製菓「板チョコアイス」コラボで、パキッと響く“ウマ”さに舌鼓を打つ

    『ウマ娘』マックイーンが恍惚とした表情に!森永製菓「板チョコアイス」コラボで、パキッと響く“ウマ”さに舌鼓を打つ

  4. 神秘的な海のロマンあふれるおすすめゲーム5選―美しくも厳しい海中世界を大冒険しよう!

  5. 消えてしまった“眼鏡の謎”を解き明かせ!大人が愉しむ謎解きイベント「サンロード謎解き商店街」の3コース目「フクロウ眼鏡 真夜中堂」が4月26日より開催

アクセスランキングをもっと見る