本作は、全身が映像に包まれるドームスクリーンにより、映画に登場する乗り物のパイロットになって、『スター・ウォーズ』の世界に入り込めるアトラクションタイプのシューティングゲーム。筐体は『機動戦士ガンダム 戦場の絆』と同程度の大きさで、中に入ると一面がモニターになっています。
選べるミッションは全5種類。今回の体験会ではその中から3種類のミッションが選択でき、いずれも比較的簡単な内容。ちなみに、ミッションはすべて原作である映画『スター・ウォーズ』エピソード4~6の激戦を再現しており、プレイヤー自身が操作する乗り物もミッションによってさまざまです。一番簡単なミッション「YAVIN」ではX-WING、そして「ENDOR」では、「ジェダイの帰還」にも登場したSPEEDERBIKE。これらの乗り物の名前を見て気づいた映画ファンもいるかもしれませんが、ミッションによって宇宙から地上へと、ロケーションもガラリと変わってきます。難易度だけでなく、見た目だけでも違いを楽しめるのは本作の大きな魅力でしょう。
操作方法は、左手に持つスロットルで加速と減速、またコクピット内の表示もスロットルに設置されたボタンで行えます。そして右手のレバーでは視点の移動のほか、メインウェポン、スペシャルウェポンの発射もできます。
そして敵を倒す基本動作は、敵機を画面中央に表示されたサークルの中に捉え、メインウェポンで攻撃の繰り返し。連続して敵を倒せばコンボ、中心でしっかり捉えてからとどめを刺せばグレートショットとなり、高得点を稼げます。敵機の動きはかなり早く、最初こそ上手く操作できなかったものの、慣れてくると次々に敵を倒していき爽快感を簡単に味わうことができます。画面にはどこに敵がいるかのナビゲートも表示されているので、まずはそれを頼りにプレイするといいでしょう。
臨場感をリアルに再現する体感ギミックも本作の特徴。レバーやシートが振動し、爆発の衝撃を全身に伝えてくれるのはもちろん、高速移動した時の風を再現したエアーブラスト、筐体全体からサウンドが聞こえてくる立体音響なども完備されています。その再現度は高く、筆者自身も機体を左右に移動させる際、思わず体を傾けてしまったほど。
『スター・ウォーズ:バトル ポッド』は、日本での稼働時期は現在のところ未定です(北米では2015年1月に稼働予定)。ですが、11月13日からは横浜ランドマークプラザ内フェスティバルスクウェアにて、一般展示がスタート。また、23日・24日の2日間には一般向け体験会が実施されます。原作の映画ファンはもちろん、アトラクションゲームに興味がある人も足を運んでみてはいかがでしょうか。
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