●IGN: 91/100
単に機械仕掛けのスーツを放り込んだところでこれまでのシリーズとの差別化を図るのは難しいと思われたが、Sledgehammer Gamesはエグゾスーツが与える強化能力と選択肢を戦闘手法のあらゆる局面に組み込むことでそれを成し遂げている。これら新兵器を光らせる形でキャンペーン、Co-op、マルチプレイヤーの3モードをデザインすることによって、『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』は流れるようなアクションシューターの印象を一新するに足る重要性を勝ち取った。CoDであることに変わりないが、シリーズの強みを残す一方で二番煎じは最小限に留めている。
●EGM: 90/100
●Game Informer: 90/100
●Polygon: 90/100
●GamesRadar: 80/100
エグゾスーツによって飛躍した機動性の恩恵を受けてマルチプレイヤーが驚くほど新鮮なものに感じられる。一方で、Co-opがありきたりなことに加えて、ストーリーが過去作に比べていまひとつなのは残念だ。
●Joystiq: 80/100
●Giant Bomb: 80/100
●Destructoid: 80/100
●GameSpot: 80/100
良い点コンテンツたっぷりのマルチプレイヤーは新たなアクションを学ぶ機会を豊富に提供している チャプター2つ分に相当するクリエイティブなチュートリアルによる効果的なイントロ 未来志向の戦闘技術と装備は使っていて愉快 エグゾスーツの利点を最大限に生かしたUplinkモードが大いに楽しませてくれる
悪い点支離滅裂なナレーションがキャンペーンモードでの集中を削ぐ 浅い学習曲線がCo-opモードを飽きやすくさせている
●Gamer.no: 70/100
●Game Revolution: 60/100
●The Escapist: 60/100
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先日、海外で先行発売され、国内での字幕版リリースを11月13日に控えたSledgehammer Games開発のシリーズ最新作、『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア（原題： Call of Duty: Advanced Warfare）』の海外レビューまとめをお届けします。Xbox One向けに集計した平均スコアは記事執筆時点で83点。レビュー数はPC版が9件、PS4版が28件、Xbox One版が40件です。90点以上を付けたIGNやGame Informer、Polygonをはじめ、数多の主要メディアが揃って80点以上の高評価を与えています。
特筆すべき評価点は、強化外骨格エグゾスーツによって飛躍した機動性が織り成す新たなゲーム感覚と広がる戦闘手法の選択肢。従来のシリーズ同様、シングルキャンペーン、マルチプレイヤー、Co-opモードの3つのゲームモードが作品の核でありながら、一新されたアクション性と斬新なレベルデザインの融合により、全てが新鮮な体験へと生まれ変わっています。
一方で、シングルキャンペーンのストーリーとCo-opモードには不満点もちらほら。近未来の世界観設定ならではの説明じみたダイアログや、支離滅裂なナレーションがゲームの没入感を阻害しているという声があります。Co-opモードに関しては、学習曲線（練習量に対して反応時間が反比例していることを示す曲線）が浅いことを指摘。長時間のプレイが上達につながりにくいためにゲームを飽きやすくしているとのことです。
前作、『コール オブ デューティ ゴースト』のゲーム性に不評が目立ったことや、新たなデベロッパーにSledgehammer Gamesを迎えたことで良否双方から注目を集めた本作。一部の海外メディアではアナリストによる大幅な売上減退の予測が報じられていましたが、近未来兵器とパワードスーツを投げ込んだ従来作品の単なる焼き直しに留まらないことを証明した内容は新チームの大きな功績と言えるでしょう。来る国内発売がシリーズファンへ如何に響くのか、期待の行方に注目です。
記事提供元： Game*Spark
