『エクスケーブ ~異界の魔導師編~』は、2013年11月より配信されているニンテンドー3DSダウンロードソフト・ダンジョン探索型アクションゲーム『エクスケーブ』のシリーズ第2作です。「限られた枠の中で持ち歩くアイテムの取捨」や「いつでも脱出可能なダンジョンをどこまで進むか」といった、プレイヤーの葛藤が重視された独特のスタイルが特徴の第1作の面白さはそのままに、操作性やグラフィックを向上。新要素ややり込み様相も多数追加されています。
プレイヤーが操作できるキャラクターは、接近戦を重視した攻撃力の高い「男の子」と、素早い移動と多彩な攻撃方法を得意とした「女の子」の2人。ダンジョンによって2人の特徴を上手く使い分けながら最深部を目指していきます。
■男の子
特徴:接近戦が得意、攻撃力が高い
装備可能武器系統:
「剣」「大剣」「槍」「刀」「斧」
■女の子
特徴:移動が素早い、多彩な攻撃方法
装備可能武器系統:
「剣」「弓」「双剣」「レイピア」「ロッド」
各武器には耐久度が設定されており、耐久度が無くなると壊れてしまいます。壊れた武器は、修理することで再び仕様することが可能です。
本作にはレベルの概念が存在しません。そのため、ダンジョン内で手に入れたアイテムを装備したり、使用したりすることで、キャラクターが強化されていきます。
■主なアイテムの効果
武器:攻撃力アップや属性の追加など(装備しないと攻撃不可)
魔法石:使用することで魔法攻撃
装飾品:防御力アップや属性耐久値の追加など
食べ物:HP最大値アップや回復など
町の倉庫ではダンジョンで手に入れたアイテムを900個まで保管することが可能ですが、ダンジョンに持っていけるアイテムは最大で23個までです。アイテムを持ち込みすぎてダンジョン内のアイテムが拾えなかったり、予備の武器を持ち込まなかったために攻撃手段がなくなってしまったりと、さまざまな事態を想定してダンジョン攻略の準備をするのも本作のポイントです。
また、敵がドロップしたアイテムや宝箱には未鑑定のアイテムが存在します。このアイテムが一体何なのか、鑑定するまでわかりません。限りあるアイテム枠を1枠つぶしてまで持って帰るほど、価値のあるレアなアイテムかどうか。未鑑定アイテムをどのように扱うか決めるのもプレイヤーの判断次第です。
ダンジョンにはさまざまな敵や罠が存在します。せっかく手に入れたアイテムも、キャラクターがやられてしまうと一部が消失してしまうので苦労が水の泡に。
本作はメニュー画面の「帰還」を選択することで、どんな場所でもダンジョンから脱出(エクスケーブ)できるので、これ以上進むのは危険だと思ったら脱出するという手段があります。ただし、もう少しだけ奥へ進めばレアアイテムが手に入るかもしれません。進むか退くか決めるのもプレイヤーの判断次第です。
前作同様、ストーリー専用の「固定マップダンジョン」のほかにも、さまざまなダンジョンが追加されています。それぞれやり応え十分な内容となっています。
・固定マップダンジョン - ストーリー専用
・自動生成ダンジョン - 入る度に構造が変化
・チャレンジダンジョン - アイテム持ち込み不可
さらに新要素として「ダンジョンメダル」を追加。「ダンジョンメダル」はダンジョンを探索しているときに手に入れることがあり、このメダルを集めることでレアな武器と交換することができます。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
さまざまな新要素の追加でやり込み度も大幅にアップした本作。第1作をプレイした人も、未プレイの人も、本作ならではのダンジョン探索の葛藤を味わってみてはいかがでしょうか・
『エクスケーブ ~異界の魔導師編~』は、2014年7月16日配信開始予定で価格は1,300円(税込)です。
(C)2013, 2014 MECHANIC ARMS