また『進撃の巨人』や『アドベンチャー・タイム』をはじめ、アニメやマンガ関連のコンテンツも各部門を獲得している。キャラクターライセンスの分野で、アニメ、マンガが大きな役割を果たしていることが判る。
主催のキャラクター・データバンクは、ふなっしーのグランプリ受賞について「テレビ番組へのレギュラー出演など、既存の枠に収まり切らない存在感を放った」ことを理由に挙げた。非公式のご当地キャラクターながら絶大な人気を得た異色の経歴も、高評価の一因となったようだ。
キャラクター・ライセンス賞の『進撃の巨人』については「商品化はもちろん、プロモーションにおいても印象的な展開が続いており、実写映画やイベントなど今後にも期待が集まる」と選評している。
ライセンシング・エージェンシー賞を獲得した『アドベンチャー・タイム』は「子供向けのアニメでありながら、大人の女性にもファン層が拡大」したことが評価された。グリーティングイベントでも人気を集めており、まだまだブームは続きそうだ。
そのほかニューフェイス賞に『妖怪ウォッチ』、プロダクト・ライセンシー賞に『妖怪メダル』と関連コンテンツがダブル受賞。リテイル賞にはジブリグッズを取り扱う専門店「どんぐり共和国」の香港出店、選定委員特別賞には生誕100周年を迎える『ムーミン』と温泉番組としてテレビ進出も果たした『コップのフチ子』が選ばれている。
「Licensing of the Year」はライセンスビジネス産業の価値を広く社会に発信するとともる。業界の発展を目指し、2009年より毎年開催されている。
09年は『ポケットモンスター』、10年は『ワンピース』、11年は『こびとづかん』、12年は再び『ワンピース』がグランプリを受賞した。
[高橋克則]
「Licensing of the Year」
http://www.charabiz.com/award/index.html
[各賞結果]
グランプリ 「ふなっしー」
キャラクター・ライセンス賞 「進撃の巨人」(講談社・アニメ「進撃の巨人」製作委員会)
ブランド・ライセンス賞「瞬足」 (伊藤忠商事)
プロダクト・ライセンシー賞 「妖怪メダル」(バンダイ)
ライセンシング・エージェンシー賞 「アドベンチャー・タイム」(サンリオファーイースト)
プロモーション・ライセンシー賞 「アミュ ウルトラリニューアル」(JR博多シティ)
リテイル賞 「どんぐり共和国(香港)」(ベネリック)
ニューフェイス賞 「妖怪ウォッチ」(レベルファイブ)
選定委員特別賞 「ムーミン」(タトル・モリエイジェンシー)
選定委員特別賞 「コップのフチ子」(奇譚クラブ)
“ふなっしー”がキャラクターの頂点? ライセンシング・オブ・ザ・イヤー2014でグランプリ
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