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【gamescom 2013】PS4の欧米発売日が発表されたPlayStation gamescom 2013 プレスカンファレンスをレポート

事前にPS4の発売スケジュールについて発表があるとアナウンスされたためか多くの報道陣や業界関係者が詰めかけたSONYの2013 gamescomカンファレンス、1時間半にも及ぶこの長く、内容の濃い発表会を一言で表すならまさに“熱量”と言ったところでしょうか。

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GC 13: PS4の欧米発売日が発表されたPlayStation gamescom 2013 プレスカンファレンスをレポート
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■熱くて長かったPlayStation gamescom 2013 プレスカンファレンス

事前にPS4の発売スケジュールについて発表があるとアナウンスされたためか多くの報道陣や業界関係者が詰めかけたPlayStation gamescom 2013 プレスカンファレンス、1時間半にも及ぶこの長く、内容の濃い発表会を一言で表すならまさに“熱量”と言ったところでしょうか。



PS4からPS3、PS Vitaの3プラットフォームに及ぶ新しく発表されたタイトル数、新規サービスや独占コンテンツの数、ビデオで紹介された新規参入開発者の数、まさに盛り沢山と言った内容に対し、聴衆の熱い歓迎を持って迎えられた時間でした。そしてPS4に関してはその情報量の多さに対し、込められたメッセージは単純にして明快、あくまでゲーマーの為のハードであり、開発は容易で開発者フレンドリーである。そして最高にパワフルなゲーム機だ、と言う言葉が繰り返されたように今年2月のPlayStation Meetingでの発表以来一貫した姿勢を貫いているように見えます。

■PS4のユーザーインターフェイスの軽さとスマートさをあの人の実演で証明

先ずはPS4のUIの紹介。ソファに深く腰掛けたその後ろ姿はまさかの吉田氏!?



画面を操作する人物は確かに吉田修平氏のアカウントにログオンしました。そして手慣れた手つきで沢山のフレンドがプレイしているタイトルのリアルタイムストリーム動画で確認すると、とあるフレンドがプレイ中の『Killzone Shadow Fall』に参加すると言う一連の行動を文字通りシームレスに実演して見せました。

その実演中画面や操作がもたつくことはなく、PS4のパワフルさとOSの軽さ、そして洗練されたUIを身をもって証明したと言うところでしょうか。

■まだまだ現役のPS3、スリム12ギガ版の北米発売や『GTAV』同梱版の発表も

そしてSCEEプレジデントであるジム・ライアン氏が壇上にあがり、今年12月6日に全世界同時発売が発表された『グランツーリスモ6』の紹介です。そして『The Last of Us』、発売の迫った『BEYOND: Two Souls』の映像が流れ、まさかのF2P版『LittleBigPlanet Hub』の発表へ。最後に来月発売される『GTAV』の同梱版モデルが発表になりました。

■盛り沢山すぎて逆効果だった!?Vitaカンファレンス

今年のgamescomでのカンファレンスはVitaのカンファレンスになる、と以前噂が流れたように、Vitaに関する発表はかなり多岐に渡るものとなりました。本体やメモリーカードの値下げ発表からインディー作品のラッシュ、そしてサプライズ的な隠し球の発表まで盛り沢山過ぎたVitaですが、その情報量の多さからか逆に駆け足に感じられ一作一作の印象が薄くなった気も?中でもインディーズ作品の発表は数多く、後で思い出すのも時間のかかるものもありました。



振り返ってみれば『LEGO Marvel Super Heroes』や携帯機種初の移植となる『Football Manager』などかなり豪華なラインアップだったVitaカンファレンスですが、一際大きな歓声があがったのは『Borderlands 2』の発表でした。しかしそのどれもゲーム画面などの発表がなかった為か、或いはあまりに多くの発表と一緒に並べられた為か若干色あせてしまった感があり会場の空気にも少し中ダレ的な空気が。ただVitaに『Mincraft』と『Borderlands 2』が出る、との発表の反響は矢張り大きいようで今後のVitaの盛り返しが楽しみなところです。



■PS4、噂のあの大作続編の発表はなし?あくまで主役は価格の発表だった

予約で既に100万台を超えたと言う発表で会場を驚かせたPS4ですが、メジャーなデベロッパー手掛けるトリプルAクラスの作品は不在で、PS4-Vita間のリモートプレイの実演デモや動画配信サービスの詳細、PSNサービスの拡充など既発表の情報の丹念な補足に終始しました。それでも大作タイトルの独占コンテンツやPS3からPS4への乗り換えサービスなど、既にPS4を予約したゲーマーを喜ばせ安心させる一幕も。今回のカンファレンスで新規に発表されたPS4タイトルは15タイトルにも及ぶとの言葉はありましたがその多くはインディーズ作品で強い印象は残し難い発表と言えそうです。

そして満を持して登場のSCEプレジデントであるアンドリュー・ハウス氏、いよいよPS4の発売スケジュール発表か、と長いカンファレンスに少し疲れ気味の聴衆が期待を込めて拍手を送ります。そして発表の瞬間、北米が今年11月の15日、ヨーロッパが同じく29日とスライドが映し出された瞬間会場は大きな歓声と拍手につつまれました。中にはスタンディングオベーションで歓迎する人も。PS4の期待の高さを裏付ける一幕です。「途中で“お話”を変えたりはしない」とライバル機種にちくりと皮肉を効かせたハウス氏、SONYのPS4に込めたストーリーは明快にして不変とユーザーや開発者の安心感を保証する締めくくりとなりました。

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《パムジー》
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