『箱! -OPEN ME-』は、「PlayStation C.A.M.P!」で制作された謎解きゲームです。PS Vitaのカメラを使い、ARで表示される箱に触れたり、その周りを回ったり、覗き込んだり、離れたりして箱のギミック(仕掛け)を解き、開けることが目的です。さらに、その独自性から第16回(2012年)文化庁メディア芸術祭にて審査委員会推薦作品に選ばれ、7月19日と23日に開催された「GTMF 2013」にてゲストセッションを行いました。
近年その勢いを見せるARですが、それをゲームに落とし込み、「問題なくプレイでき」かつ「面白い」作品はそう出会ったことがありません。ところが、本作はゲーム開始からインパクトがあり、AR表示が生み出す「操作のし易さ」が「本作はARがないと設立しない」作品へと仕上げています。それにより、違和感なく面白いゲームとなっており、本編では「ああ、なるほどこういうギミックか」とサクサク解いたり、友達と2人で協力して解いたりと、楽しんでプレイしていました。
そんなある日、「マッド博士の異常な遺言箱という追加コンテンツがあるんですが、レビューしませんか?」というお声が掛かりました。「マッド博士の異常な遺言箱」は、「リアル脱出ゲーム」で名高いSCRAPとのコラボレーション箱で、SCRAP全面監修のもと、人気シリーズ「マッド博士の異常な遺言状」からの出題となっています。話を聞いてみると「我々でも解くのに60分かかりました」とのことで、「なんだ通常のインプレッションやレビューよりも短時間じゃん」と引き受けたのが最後…。とんでもないことになってしまったのです。
箱明けを開始するとバックスストーリーのナレーションが流れます。開けれるものなら開けてみろとも取れるこのナレーションですが、「ぜひペンと紙をご用意ください」と親切にもアドバイスを頂きました。ですが「ペンと紙を用意って昔のRPGかよ」と完全になめて掛かった筆者はその箱を見た瞬間唖然するのでした。
「へ?」これが筆者の第一声で、まさに脱出ゲームで意味不明。いわゆる頭を使う系で、これは確かにペンと紙が必要になりそうです。ところが、ペンと紙を用意しても進展がなく、既に60分が経過。本作は回り込んだり、離れたりするため、広いテーブルで時にクルクルと回り、時にペンを走らせ、時に頭を抱え、周りから温かい目で見られ続けていました。自分1人でやっても埒が明かないため、急遽「第1回:箱を開ける会」を予定表に入れ、3人がかりで攻略に挑みました。3人居れば意外とアイデアが出てくるもので、1つの謎の解を導いたのですが…。
「で?」皆がそう言いました。解は分かったものの、それをどうしたらいいか分からなかったのです。結局その解は置いておいて別の謎へと移り、導き出した解を元にギミックを弄っていきます。なかには複数のギミックやARを活かしたギミックがあり、解けたときの快感は凄まじいものでした。3人で挑んだのでなおさらです。そんなこんなで、目標の60分なんかとうに過ぎ、ランクも酷い評価となりましたが、無事に箱を開けることに成功。最初のナレーションに続く落ちがあり、エンターテイメント性を感じながら謎解きが終了。
いかがでしょうか。「リアル脱出ゲーム」や「人狼」といったデジタルではないゲームが秘かに人気を集めている近年ですが、それらアナログゲームをデジタルで表現した『箱! -OPEN ME-』、そして「脱出ゲーム」を手のひら感覚で楽しめる「マッド博士の異常な遺言箱」。
どちらもユニークで、パターン化したゲーマーライフに新たな刺激をあなたに与えてくれるかもしれませんね。なお、今回の超難解なコラボックス「マッド博士の異常な遺言箱」ですが、情報を交換しつつ苦悩する声や開けた時の感動を共有できる場として、 「マッド博士の異常な遺言箱」専用ハッシュタグ(#遺言箱)が設けられていますので、気になった人や苦戦中の人は、ぜひチェックしてみて下さい。
『箱! -OPEN ME-』は1,500円(税込)で、「マッド博士の異常な遺言箱」は500円(税込)で好評配信中です。
(C)2012 Sony Computer Entertainment Inc.
※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。
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