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まさかのキャラが予選敗退!「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルリーグ」全予選が決着

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』は、時代などが異なる一部から八部までのキャラクターが一同に介し、本来ならば出会うことのない彼らが対峙するという、夢のような格闘ゲームです。

ソニー PS3
ジョセフは決勝へ勝ち進むことができるのか!?
  • ジョセフは決勝へ勝ち進むことができるのか!?
  • ディアボロと直接対決となったカーズ
  • 勝利はどちらが握るのか
  • 次回の生配信まで、アリーヴェデルチ!
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』は、時代などが異なる一部から八部までのキャラクターが一同に介し、本来ならば出会うことのない彼らが対峙するという、夢のような格闘ゲームです。

魅力ある主人公勢から、カリスマ性のある悪役まで、一筋縄ではいかないキャラが揃う『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』ですが、CPU同士で対戦というレギュレーションを設けた上で、どのキャラが勝ち上がるのかという挑戦的な試みを大会形式で行う「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルリーグ」が、現在開催中です。

予選グループから12名が決勝に進みますが、そのうちの8名はこれまでの戦いですでに決定しています。そして、残った4枠を賭けた戦いが行われ、最後の4名が決定しました。

このたび実施された予選は、グループEとグループFです。それぞれ5人ずつが総当たりで戦い、上位2名が決勝へと駒を進めます。先に行われたグループEの面子は、「ジョセフ・ジョースター」「音石明」「ナランチャ・ギルガ」「エルメェス・コステロ」「東方定助」です。第二部と第八部の主人公が名を連ねており、決勝へと進む有力候補と見られています。

ですが相性が悪かったのか、それともCPU向けではなかったのか。どんな困難に置かれても発想とハッタリで切り抜けてきたジョセフが、まさかの全敗。彼の逃げ足でも、屈辱の敗北からは逃げられなかった模様です。

逆に快調だったのが、意外と言っては失礼ですが、ナランチャ。エルメェスにこそ負けを喫したものの、主人公2人を敵に回しても勝利をもぎ取り、一足先に決勝進出を決めます。残った枠を競り合ったのは、音石明と東方定助。しかしここは連載中の風格か、東方定助が音石を見事に下します。

グループFのメンバーは、「カーズ」「花京院典明」「虹村億泰」「グイード・ミスタ」「ディアボロ」と、こちらは各部のボスが2人も並び立つ、脅威のグループとなりました。その迫力に気圧されたのか、億泰、ミスタ、共に1勝3敗と振るわない結果を残しました。

順当に勝ちを重ねていったのは、やはりカーズとディアボロ。お互いが決勝進出への権利を賭けての直接対決は、熾烈極まりない様相を呈しましたが、食物連鎖の頂点に立つカーズに勝てる道理はなかったのか、ディアボロは膝を屈し、まずはカーズが決勝の椅子を手に入れました。

残った1枠を巡って対決するのは、ディアボロと花京院典明。ボス格のディアボロが有利にも見えますが、花京院はこの予選中に唯一カーズに勝利したキャラです。その実力は確かなもので、ディアボロ相手にも大技を決めるなど大ダメージを与える局面が何度もありました。しかしディアボロのスタンドは強力で、花京院の粘りもあと一歩及びませんでした。

こうして、グループEからはナランチャと東方定助が、グループFからはカーズとディアボロが、それぞれ決勝トーナメント出場を確定させました。主人公であるジョセフの敗退に落胆しているファンも多いかと思いますが、余談を許さない展開が「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルリーグの恐ろしさであり、魅力でもあります。

これで予選は全て終わり、予選を勝ち残った12名と、シード権を得ている3名、そしてシークレット枠の1名を含め、全16名のエントリーが完了したことになります。次回の大会の詳細などはまだ発表されていませんが、「8月7日の生配信で何かが起きるッ!」との予告が打たれており、その件の具体的な内容は7月24日の22時に、公式サイトで発表されるとのことです。

その日に何が公開されるのか、それはどのような形で行われるのか、まだまだ謎の多い「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルリーグ」。どうか続報を「素数を数えながら」お待ちください。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』は2013年8月29日発売予定。価格は通常版が7,980円(税込)、「黄金体験BOX」が16,980円(税込)です。

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
(C)2013 NBGI
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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