セガといえば、『ソニック』シリーズをはじめ、名作アクションゲームを思い出す人も多いでしょうが、RPGもかなりの数をリリースしています。後にオンラインゲームへと受け継がれる『ファンタシースター』シリーズや、STGをRPGとして生まれ変わらせた『AZEL』、ドリームキャストにて強い存在感をアピールした『ナップルテール』など、数多くの名作が揃っています。
同時に、個性的なRPGを生み出すことでも有名で、セガの陣頭指揮を取ってゲーム業界の制圧を目的とするRPG『セガガガ』や、レンタルでヒーロースーツを借りて正義を行う『レンタヒーロー』など、他に類を見ない個性的な作品もあります。
そんな、正統とオリジナリティを併せ持つセガが、新たなRPGの発表を行いました。それが、バトルライフRPG『ヒーローバンク』です。本作は、仮想空間からダウンロードする、レーサーや野球選手といった実際の職業をモチーフとしたヒーローデータを用いて戦う、新時代のサイバースポーツ「ヒーローバトル」を中心に展開していく、バトルあり、経営要素ありの全く新しいジャンル「バトルライフRPG」なのです。
本作で重要な要素となるのは、ずばり「お金」です。まず、バトルパートを制するためには、それなりの準備が必要となり、そのために欠かせないのはまずお金です。そして、お金を稼ぐためには、経営パートでやりくりしなければなりません。また、お金を起点とした事件や人間模様などが様々に用意されており、システム面だけでなく物語面でも深く関わってきます。
これまでのRPGでは、武器や防具を買うなどの要素として、お金の概念はかなりの確率で存在します。ですが、「お金」というものをテーマとして全面に押し出しているRPGは、これまでのゲーム史上でもかなり珍しい部類と思われます。その意味でも実にセガらしいタイトルと言えるかもしれません。
個性的な本作が気になった方は、6月29日、30日に行われる「次世代ワールドホビーフェア ’13 Summer」に試遊出展が決定しているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。セガブースで本作を試遊した方には「1億円お札メモ」が、ステージのクイズ大会に参加し正解したら「10億円トイレットペーパー」がプレゼントされます。
また、先着で「ヒーローバンク 特製バック&シール」がもらえたり、「100億円フォトスポット」で社長体験を味わうこともでき、『ヒーローバンク』のコンセプトを貫き通している催しとなっています。開催場所は、幕張メッセの国際展示場9・10・11ホールとなっており、入場料は無料です。
この他にも、月刊コロコロコミックでの漫画化も決定しており、発表と同時に活気づく『ヒーローバンク』。このゲームが切り開く個性がどのように開花するのか、期待しつつ続報を待ちましょう。
『ヒーローバンク』は、2013年12月19日に発売予定で、価格は未定です。
(C)SEGA
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