人生にゲームをプラスするメディア

異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー

ゲームビジネス その他

異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
  • 異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
  • 異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
  • 異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
  • 異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
  • 異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
  • 異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
  • 異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
  • 異色のコラボレーションが大人気 GREE向けソーシャルシミュレーションゲーム『AKB48の野望』の魅力をプロデューサー・廣重氏にインタビュー
コーエーテクモゲームスが運営するGREE向けソーシャルゲーム『AKB48の野望』。日本を代表するアイドルグループであるAKB48と、『信長の野望』シリーズのコラボレーションということで多くの注目を集めており、リリースから2ヶ月と経たずにユーザー数は30万人を突破しています。

今回は、本タイトルのプロデューサーを務めるコーエーテクモゲームスの廣重演久(ひろしげのぶひさ)氏にインタビュー行いました。廣重氏はこれまでに、『のぶニャがの野望』をはじめとしたオンライン、ソーシャルゲームの制作を担当しています。

―――まず、『AKB48の野望』がどのようなゲームなのか教えてください。

名前の通りAKB48のメンバーたちが登場するゲームなのですが、ほかのタイトルと違うところはその世界観です。『AKB48の野望』は、「ラ・チャント」という完全にオリジナルの世界が舞台となっています。メンバーたちも、現実世界の名前ではなくゲーム内の名前を持っていて、性格やほかのメンバーとの関係性も違っています。例えば、渡辺麻友さんと島崎遥香さんは『AKB48の野望』では姉妹という設定になっています。

―――『AKB48の野望』は、どのような経緯で開発されたのでしょうか。

秋元康さんと当社社長の襟川(陽一氏)が同席する機会がありまして、そこで秋元さんが『信長の野望』シリーズのファンだと伺いました。そこから話が盛り上がって、一緒にゲームを作ろうという話が生まれました。そこから具体化するにあたって、やっぱり『信長の野望』のような戦略性のあるゲームがいいよね、という流れになり『AKB48の野望』に至ったわけです。

―――秋元さんも制作には携わっているのでしょうか。

はい。ベースとなるシステムや世界観は我々が作って、それを監修していただいている形ですね。各メンバーの作品内での別名を作るのは、開発陣の中でも若手の女性が担当しているのですが、その名前がかなり好評でした。

―――『信長の野望』シリーズは他のタイトルともコラボレーションしていますね。

会社として、持っているコンテンツを広げていこう、という方針を持っていますので、他社さんのコンテンツとも積極的に手を組んでいます。

―――絶大な人気を誇るAKB48だけに、オリジナルの世界を作るに当たって相当気を遣われたのではないでしょうか。

そうですね。まったく1から作りましたし、メンバーも多いので大変でした。世界観をどこまで掘り下げて良いのか、という葛藤もありましたが、掘り下げていかないと深みが出ない。そのあたりは、開発陣がかなり頑張ってくれていると思います。「これまで見たことのないAKB48のゲームを作ろう」というコンセプトを掲げて作ってきて、今ではようやく世界観がなじんできたと思います。

―――ゲーム中のキャラクターは、現実のメンバーと似ているのでしょうか。

似ているキャラクターもいるし、そうでないキャラクターもいます。例えば大島優子さんは「わたしは美しい」という二つ名を持っているナルシストキャラですが、その辺りはゲームとしての性格付けです。実際にはそんな性格ではないと思いますよ。

―――本作の主なターゲットは、どの層だと考えていますか。

まずはもちろん、AKB48ファンです。毎回握手会に参加されるような熱心なファンから、メンバーの名前は知っているよというライトなファンまで、すべてのファン層をカバーしたいですね。現実とは違う世界観なので、先入観無く入ってきてもらえると思っています。実際に、普段言わないような台詞をメンバーがしゃべるので、意外性があるという意見をいただいています。おおむね、ポジティブな反応ですね。

―――そこに『野望』シリーズならではの戦略性が入っているのですね。

コーエーテクモゲームスはゲーム会社ですから、やはり、ゲーム性という部分はゆずれないですね。面白さを突き詰めていくと、ゲーム内容がディープよりになってしまうことはあると思います。その点は、操作性や導入部をわかりやすくして、AKB48ファンとして入ってきた方にもしっかり楽しんでもらえるよう、注意しています。

―――ソーシャルゲームならではの要素は、どのようなものがあるのでしょうか。

メンバーが5つの勢力に別れて、『野望』らしく国盗りをする内容なのですが、勢力ごとに掲示板を用意しています。そこで頻繁にやり取りがされたり、的確な指示がでたりする勢力は、やはり勝ち進んでいますね。そうした部分が、ソーシャルならではの、ユーザー同士のコミュニケーションが生きてくる部分です。一時地域の過半数を占領するような勢力が現れたのですが、すぐにほかの勢力も盛り返してくるなど、ゲーム内でも熱い戦いが繰り広げられています。

―――インフラ面についてお聞きします。御社ではどのような体制でインフラ対応を行われているのでしょうか?

体制はゲームによって様々なのですが、『AKB48の野望』では、ゲーム開発チームの中にインフラの担当者がいて、ゲームの開発や運営で発生する様々な問題に対処しています。といっても、今回はGMOアプリクラウドを採用しているお陰で、担当者が直接手を動かす仕事はかなり減っていて、現場を取りまとめてGMOインターネットさんとの窓口になるという程度になっています。

―――なるほど、数多くの選択肢からGMOアプリクラウドを選んだ理由はいかがでしょうか?

弊社では、以前からいろいろなタイトルでGMOインターネットさんに協力してもらっています。その経緯からですね。クラウドは今回が初めてですが、特に手厚いサポートをしてもらっています。

―――実際に使用されて、どのような印象を持ちましたか。

先ほども言ったように、サポートが非常に手厚いのが印象的でした。何か困ったことがあれば、すぐに対応してくれています。また、GMOインターネットさんは先回りして動いてくれるんです。サーバーの台数が足りなくなりそうな時に、「もう用意していますよ」と言われた時もありました。また、本番運用が始まってからは突然の停止などのトラブルがまだ一件もありません。そのあたりは、非常に信頼性が高いと感じています。

―――テレビCMなどの効果で、一気にユーザーが増えたとも伺っています。

はい。そこはうれしい悲鳴なのですが、そのときのサーバー追加の申請もブラウザ上で手軽にできて、しかも反映が早いので、とても助かりました。

―――『AKB48の野望』の今後の展開を教えてください。

発表会では実際にメンバーの方に来ていただきましたが、今後もそうしたリアルとの連動イベントをどんどんやっていきたいです。また、勢力争いがダイナミックな展開を見せているので、それを絡ませたストーリー展開も考えています。

―――ちなみに、廣重さんの『AKB48の野望』内での推しメンを聞いちゃってもいいですか?

それを聞いちゃいますか(笑)。あくまでゲームで、ということであれば「まゆゆ(渡辺麻友さん)」ですね。ゲーム内では「シーホク・ラッテ・ミッテ(愛称シィ)」という名前を持っています。彼女は記憶がなかったり、実は島崎遥香さんと姉妹だったりと謎が多く、ストーリーにも深く関わってきます。もちろん、ほかのメンバーにもいろいろ秘密や伏線はあるのですけどね。

―――ほかのメンバーの名前にも、それぞれ意味があるのでしょうか。

はい。例えば高橋みなみさんはゲーム中でリボンを付けているんですが、実は「モトイル・ペルシャ・テッラ」という名前が大きな赤いリボンという意味なんです。それから、昨年のじゃんけん大会でセンターを勝ち取った島崎遥香さんの名前には「センターのぽんこつモーター」という意味が込められています。

―――最後に、ユーザーに向けて一言メッセージをお願いします。

現在メインとなっている合戦・国取りの部分に力を入れて開発を進めていきたいと思っています。もちろん、自分の推しメンに天下統一させるという観点からも楽しめるように、イベントなども企画したいですね。それから、現在は戦闘系しかない属性ごとのイベントも、盛り込んでいきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

―――本日はありがとうございました。

(3月22日 コーエーテクモゲームス本社にて)
《恩田竜太郎》

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ニンテンドースイッチ版『RiME』にシリコンスタジオの「Enlighten」を初採用─絵画のように美しい世界を豊かに演出

    ニンテンドースイッチ版『RiME』にシリコンスタジオの「Enlighten」を初採用─絵画のように美しい世界を豊かに演出

  2. 建築ビジュアライゼーションにも活用される『Enlighten』-ゲーム開発技術との関連性は?ヒストリア代表に訊く

    建築ビジュアライゼーションにも活用される『Enlighten』-ゲーム開発技術との関連性は?ヒストリア代表に訊く

  3. 日本初のチーム対戦フィールドVR『攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds』がVR ZONE SHINJUKUに登場

    日本初のチーム対戦フィールドVR『攻殻機動隊 ARISE Stealth Hounds』がVR ZONE SHINJUKUに登場

  4. 【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る

  5. 週間ゲームソフト&ハード販売ランキング 2004年3月8日-14日

  6. 【GDC 2009】面白いタイトルをしっかり売るには!? レベルファイブのプロデュース術を日野社長が大公開

  7. 【CEDEC 2014】毎年3000万円を稼ぐサイバーコネクトツーの広報宣伝部、ファンを増やす好循環の作り方

  8. 【実勢価格調査】ヤマダ電機、3DS本体購入で任天堂レジャーシートが貰える(5/11)

  9. 【CEDEC 2017】AIは『人狼』をプレイできるのか!?カオスな人間vs AI戦も展開されたセッションレポ

  10. 日本一ソフトウェア北米子会社元社長、新会社「プリップアップ」を設立

アクセスランキングをもっと見る