人生にゲームをプラスするメディア

異例の大ヒット、映画「HK/変態仮面」拡大公開 ― SNSを重視したプロモーションが効果発揮

4月6日より劇場公開された『HK/変態仮面』が、今週末から拡大公開をスタートした。劇場での反応の高さから配給のティ・ジョイがいち早く決断した。

その他 全般
「HK/変態仮面」拡大公開へ 女性にも人気の秘密はSNSの積極展開
  • 「HK/変態仮面」拡大公開へ 女性にも人気の秘密はSNSの積極展開
4月6日より劇場公開された話題の映画『HK/変態仮面』が、今週末から拡大公開をスタートした。全国12館の上映から始まったが、劇場での反応の高さから配給のティ・ジョイがいち早く決断した。
本作は公開最初の週末にスクリーンアベレージ135万円超と断トツで滑り出し、平日でも旗艦館の新宿バルト9で連日9割から満席が続くほど人気を集めている。小規模公開作品としては、異例のヒットとなった。

ティ・ジョイによれば、本作の宣伝予算は数百万円と小さく、さらにテレビスポットは0本、広告出稿は0円だった。大きな宣伝が目を惹く大作映画と対極的な存在だった。
そこで、宣伝では、公開ギリギリまで映像やストーリーを明かさないプロモーションとした。通常は積極的に行われる公開前の試写会も実施していない。そうした作戦が、数少ないビジュアル、タイトルのインパクトの大きさもあり、成功した。

また、映画館では、当初想定していた原作ファンだけではなく、20代や30代のカップル、女性連れ、大学生グループなどの姿も多く見られた。これはSNSを重視したプロモーションが、SNSを活用する女性や若者に捉えたためだという。口コミや積極的なパブリシティなどが効果を発揮し、ヒットにつながったとしている。

『HK/変態仮面』は、あんど慶周さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)の黄金期ともされる1990年代に連載していたマンガ『究極!!変態仮面』を原作に映像化した。監督は、『勇者ヨシヒコと魔王の城』などで現在、最も注目される福田雄一さんが務めた。鈴木亮平さんが主演、色丞狂介という大胆な役に挑んだ。

『HK/変態仮面』
PG12
新宿バルト9ほか全国大ヒット公開中!
http://hk-movie.jp/

「HK/変態仮面」拡大公開へ 女性にも人気の秘密はSNSの積極展開

《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. お前はガンダムではない…ガンプラコンテストに「中国製プラモ」がミキシングと偽って応募され騒動に

    お前はガンダムではない…ガンプラコンテストに「中国製プラモ」がミキシングと偽って応募され騒動に

  2. 映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」本予告映像が解禁!“Ξガンダム”飾るIMAXビジュアルもカッコイイ

    映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」本予告映像が解禁!“Ξガンダム”飾るIMAXビジュアルもカッコイイ

  3. 漫画「機動戦士ガンダム サンダーボルト」最終巻直前までの全話無料キャンペーン開催!12月17日0時より48時間限定

  4. マクドナルドが『ドラクエ』とコラボか?なじみ深い「はい」「いいえ」のメッセージウィンドウで匂わせ

  5. 謎の踊りをする「コダック」のおもちゃ…増田順一氏がTwitterに投稿し24万いいね!「欲しすぎる」という声も

  6. 「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄の草むしり検定証カードホルダー新登場!裏面には漫画エピソードをデザイン

  7. ファミマがゲーセン化!? ファミリーマートが掲げる新テーマ「あそべるコンビニ」とは?『原神』『呪術廻戦』コラボ商品の先行公開もされた「ファミフェス2025」レポート

  8. 「アサシン クリード」シリーズおすすめ5選!爽快で鮮やかな暗殺アクションと平原から砂漠まで探索が楽しいオープンワールド体験

アクセスランキングをもっと見る