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【フィギュアといっしょ】天海春香、天使になる ― 男ひとり、フィギュア片手に「東京スカイツリー」に登ってみた

スマホ・携帯ゲームを持って出かけるというのは、もはや古いスタイル。「フィギュアを片手に出かける」という、100年後を見据えた新連載が、日本人の価値観にパラダイムシフトを起こします!

その他 全般
フィギュアと一緒にスカイツリーへ!
  • フィギュアと一緒にスカイツリーへ!
  • 周辺の散策もフィギュア片手だと楽しくなります
  • 「ソラマチ」に到着
  • まずは記念撮影
  • イルミネーションを発見し、思わずテンションがあがりました
  • この姿まるで天使!
  • スカイツリーを下から見上げるの図
  • いよいよ展望台に!
スマホ・携帯ゲームを持って出かけるというのは、もはや古いスタイル。「フィギュアを片手に出かける」という、100年後を見据えた新連載が、日本人の価値観にパラダイムシフトを起こします!

と、壮大に始めた新連載「フィギュアといっしょ」。大風呂敷を広げたものの、そんな高尚な連載ではありません。男ひとり、フィギュア片手にあんなところやこんなところに出かけていく、という極めてシンプルな企画です。

連載初回となる第1回目は、既に東京の新名所として定着した東京スカイツリー」に登ることにしました。いっしょにお出かけしたのは、コトブキヤの新しい可動フィギュアシリーズ「キューポッシュ」より、シリーズ第1弾を飾る天海春香です。『アイドルマスター』でお馴染みの彼女と一緒におでかけしたら、どうなるのか!?ご期待あれ!

※キューポッシュ 天海春香
「どこでもいっしょポケットサイズ」をコンセプトのひとつに掲げる商品で、ポケットに収まるサイズ、収納するための袋が同梱されているという、まさに本企画にぴったりなフィギュア。また、顔や手のパーツがそれぞれ数種類あり、各関節も可動範囲が広いので、様々なポージングをさせることが できる。足の裏にはマグネットが入っており、随所に遊びやすさを追及したこだわりを感じさせられた。2013年4月発売予定。


■登る前からドキドキ、ワクワク
「そうだ、夜景を見よう!」と1人で簡単なプランを立て、少し遅めにスカイツリーへ向かいました。せっかくなので、まずは周辺を散策。1人でいると、たいした用もないのにスマホをいじって忙しさをアピールしたり、Twitterで「スカイツリーなう」とつぶやいたはいいものの、全くリプライがなくてガッカリしたり。せっかく1人で出かけているのに、逆に疎外感を味わう人も多いのではないでしょうか。でも、フィギュアを片手に持っていれば、そんな雑念からは解き放たれます。真に1人を楽しみたい方にはフィギュアとおでかけすることをおすすめします。

■ソラマチに到着!ここでアクシデントが・・・
周辺の散策も終わり、まずはスカイツリーの根元にある商業施設「東京ソラマチ」へ。入口は1人で見るには眩しすぎるほどのイルミネーションでライトアップされていました。周囲の人は、一様にツリーを見上げ、その大きさと夜空に堂々とそびえるその姿に驚嘆していました。

そんな周囲の様子はお構いなく、筆者がポケットから颯爽と取り出したのはフィギュア。ポーズを変えながら、様々なポーズで写真をパシャリ。不思議なもので、一心不乱に写真を撮っていると、周囲からの視線も全く気にならなくなり、自然と楽しくなってきて、1人で出かける楽しみを存分に満喫できました。

思う存分写真を撮った後は、遂に初の展望台へ。ところが、ここで気になるアナウンスが耳に飛び込んできました。

「当日券の配布は終了しました・・・。本日・・・強風のため・・・」

まさに青天の霹靂。急いでカウンターに向かい、受付の女性に話を聞きました。どうやら強風の影響で営業時間を短縮するとのこと。なんと無情なことでしょうか。周囲はこれからスカイツリーに登ろうとするカップルと家族連れであふれかえる中、フィギュアを手にしたまま立ちすくんでしまいました。

■これがフィギュアといる余裕ッ!
一度は途方に暮れ、目の前が真っ暗になりましたが、落ち着いて考えることにしました。「もし、これがデートだったらどうなったのだろうか」と。「明日は楽しみだね」なんて前日から盛り上がり、一緒にソラマチで買い物をして、夜景を見るためにカフェで愛を語らい、テンションが最高潮を迎えたところで、当日券終了のお知らせ。

ご機嫌斜めな彼女をなだめるべく、この後のプランを考え右往左往。なんとか、見つけたレストランは満席で1時間待ち・・・。なんてことになれば、付き合い始めのカップルでもなければめまいがしそうな展開になりそうです。「東京スカイツリーのチケットもろくに取れない男」の烙印を押された日には、一生立ち直ることができないかもしれません。

しかし!この日、筆者は1人(正確には1人と1体)。何も落ち込むことは無かったのです。むしろ、1人で出かけた時に思い通りに行かないことは良くあること。誰に気を使うでもなく、フィギュア片手にぶらぶらすれば良いだけなのです。

■フィギュアと一緒ならイルミネーションも楽しい
とはいえ、不慮の事態に少し意気消沈しながら歩いていると、キレイなイルミネーションが目に飛び込んできました。なかなか、男ひとりでイルミネーションを見て喜ぶことはありませんが、フィギュアと一緒だと少し嬉しくなってしまいます。早速カメラを取り出し、鬱憤を晴らすべく撮影を開始。キューポッシュは様々なポーズを思い思いに決められるので、色々といじっていると時間もあっという間に過ぎてしまいました。

■東京の夜景をバックに天海春香は天使になった
翌日、再度スカイツリーへ向かい、初めて展望台へと入りました。超高速のエレベーターであっという間に展望台へ到着しましたが、思わず声が漏れてしまいました。眼下には東京の夜景が一面に広がり、東京タワーもまるでミニチュア模型のよう。まさにフィギュアの撮影にもぴったりだと思い、思い思いのポーズをさせてシャッターを切っていきました。

まさに「天使」。その言葉が天海春香にはお似合いでした。付属の天使の羽をセットし、あたかも飛んでいるかのように撮影した写真はそう呼ぶしかないほどに美しいものになっています。

「初めてのスカイツリー×フィギュアとお出かけ」ということで、筆者の興奮も高まり、「写真撮影しますよー」という呼び声に思わずつられて記念撮影をして帰ってきました。フィギュアと一緒にお出かけすれば、こんなに楽しいんだという姿が、読者の皆さんに伝われば何よりです。

(C)NBGI/PROJECT iM@S
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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