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【そそれぽ】第63回:エログロかわいいだけじゃない!2D格闘の進化系『スカルガールズ』をプレイしたよ!

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第63回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

ソニー PS3
首取れてるけど気にしない!!
  • 首取れてるけど気にしない!!
  • 高速なコンボを決めまくる2D格闘
  • 空中コンボももちろんあります
  • 緻密なコンボは初心者でも繰り出せる
  • 女の子ばっかりでもパワフル極まりないっす
  • 独特な世界観とビジュアルは必見
  • セクシー系の期待も裏切りません
  • マスク付けてる「ペインホール」ってキャラが個人的には一番イってると思ってる
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第63回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

今週は噂のPS4が発表されたりとドタバタしておりましたが、まだまだ全貌が見えておらずモヤモヤしている人も多いと思います。本体が全く出てこないでコントローラだけって!(笑)やたらクラウドらしいですが、我が家の高速ADSLで大丈夫なんですかー!?・・・そんなモヤモヤを抱えているのは筆者もでして、今後の続報に期待したいと思います。

というわけで、今回プレイするのはサイバーフロントのPS3ダウンロード専用ソフト『スカルガールズ』です。

久々の格ゲーです。なんだかクチコミで評判が広がっているようで、トレイラーの動画を見たりすると、ちょっと今までの2D格闘ゲームとは雰囲気が違うぞ、と。なのでこれはプレイして確かめてみるしかない!ということで【そそれぽ】で取り上げてみることにしました。それでは、早速プレイしていきましょう。尚、今回のプレイではシングルプレイを中心にお伝えします。


■アメリカ生まれの美少女格闘ゲーム
まずこのゲーム、アメリカ生まれであります。サイバーフロントによって、メニューの文字、会話の文字などは完全に日本向けに丁寧にローカライズされているのでそこはご安心あれ。ただし、音声やキャラのボイスは英語。ちょっぴりアメリカンで、オシャレな雰囲気が全体的に漂っています。


■エログロだけどカートゥーン調でかわいい
メインのキャラクターたちはみんな女の子。セクシーな衣装やかわいい仕草も気になりますが、実は(ほぼ)全員が何かしらの特殊能力者。ミュータント的なイメージを持って頂ければ間違いないです。首が取れたり、巨大な口で相手を体内に取り込んだりと、けっこうイっちゃってます(笑)。文章で並べると本当にグロいのですが、ゲームでの描写だとそこまで気持ち悪かったりすることもなく、むしろコミカル寄りな描写なので、そういうのが苦手な人でも大丈夫そうです。


■日本の2D格闘とアニメへのリスペクト
格闘ゲームとしての体感は、日本のそれをプレイしているのとほぼ同じ感覚。いわゆる洋ゲー的な大雑把さは感じず、しっかりと緻密な対戦を楽しむことができます。また、2Dで動くキャラクターのアニメーションがすごいです。ヌルヌルです。本当に「アニメ」です。イベントシーンよりも、バトルの方が「アニメしてる」というすごい現象が起きてます(笑)。制作スタッフサイドが日本の2D格闘やアニメへのリスペクトを強く込めているんだなというのが本当に伝わってくる、とにかく素晴らしい出来だと感じました。


■ちょっと一息
ここまで、ゲームの内容というより概要を語ってしまったので、ひとまず実際のゲームトレイラー映像でも見てみませんか?今回のタイトルほど、文章で説明するより見てもらった方が早いゲームはないってぐらいです(笑)。この連載の存在意義を自ら否定気味ですが、YouTubeのトレイラー映像もぜひぜひご覧ください。



さて、ここからはゲームの内容についてです。


■飛び道具系少なめ、高速コンボ命
パンチ弱中強、キック弱中強の6ボタン式。コントローラだと若干プレイしにくいという方は、アーケードスティック系のコントローラを用意すると気持ち良くプレイできます。

格闘ゲームとしては、必殺技を叩きこんでいくというよりは、反応速度の速いハイスピードな対戦の中、緻密なコンボをいかに入れるかといった内容の作り。飛び道具系の技も多くなく地味めで、いかに美しく速く相手にコンボを叩き込めるかが勝負の分かれ目となりそうです。


■丁寧なチュートリアル
チュートリアルがとにかく丁寧。このテのゲームの未経験者でも、キャラの動かし方から始まり、基本的なことを学び、最後には華麗なコンボの繰り出し方を覚えられます。もちろんそこからの応用こそ格闘ゲーマー的な醍醐味だと思うのですが、チュートリアルをある程度こなせれば、ゲームは充分に楽しめます。


■安心の難易度設定
・・・というのも、シングルプレイ「ストーリー」や「アーケード」では難易度を5段階から選ぶことができ、簡単めな「ベリーイージー」「イージー」ぐらいであれば、チュートリアルで学んだことをそれなりに発揮できればしっかりクリアできる内容。もっと上を目指したい人は更に高い難易度や対人戦にチャレンジしてみると良さそうです。


■変則的な対戦も
1対1の対戦はもちろん、2対2、3対3、あるいは1対2といった変則的な対戦も可能。対戦中随時入れ替えたり、入れ替えられたりします。このあたりは他社製で申し訳ないですがカプコンの『VS』シリーズのそれに近いシステムを想像して頂ければわかりやすいかと・・・。


■ストーリーが安っぽい
格闘ゲームにストーリーを求めるのはナンセンスなのかもしれないのですが、対戦画面であれだけアニメーションしてたキャラクターたちが、ストーリーデモになると静止画で、会話で口パクもないというのはちょっと寂しかったです。


■総評:2D格闘ゲームにはまだまだ可能性があった!
特徴的なキャラ設定、ヌルヌル動くカートゥーン調な対戦シーン、心地良くつながるコンボ。日本生まれじゃないのがくやしいぐらい、とにかく触って直感的に「面白い」と感じれるゲームでした。独特な雰囲気、独特な世界観、ちょっとオシャレなBGM・・・2D格闘ってまだまだ進化するジャンルなんですな~。

ゲームバランスとしては、極めようと思えば奥はもちろん深いけれど、初心者に優しい配慮も盛り沢山。例えば、弱→中→強といった簡単な流れもコンボとして気持ち良くつながることが多いので、2D格闘の「気持ち良さ」すなわち「面白さ」を手軽に味わうことができそうです。

【こんな人にオススメ】
・2D格闘ゲームが好きな人
・昔は好きだったけど最近の2D格闘ゲームは苦手だなぁ・・・という人
・斬新なゲームを体感してみたい人

このゲームを全力でプレイしたいがために、PS3用の小さいアーケードスティックを買ってしまいました。おかげですごい満喫してます(笑)。最近は過去の名作格闘ゲームの配信も増えているので、スティックひとつ持っておくと便利かもしれませんよ~!(ステマ)

【そそれぽ】第63回、いかがでしたでしょうか?ゲームの腕は鈍るものですが、格闘ゲームは特に顕著ですね~。もっと格ゲー上手かったハズなのにな・・・(笑)。次回もどうぞお楽しみに!


『スカルガールズ』は、好評配信中で価格は1,500円(税込)です。

(TM) and (C) 2012, 2013 Autumn Games LLC. All Rights Reserved.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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