毎年開催される本イベントは、5日間の開催期間で400以上ものブースが出展され、30万人もの来場者を数える大規模なイベントとなっています。その理由として、ゲームの人気はもちろん、玩具やフィギュアの販売、同人誌の即売会など、様々な要素が詰め込まれた内容になっているからとのこと。
気になる出展企業ですが、現在公式サイトで発表されている企業の中ではSony Computer Entertainment of Taiwan、マイクロソフトの2社が最初に紹介されています。もちろん台湾の企業や、韓国、中国の企業も出展し、オンラインやモバイルゲームを発表するとのこと。さらにはCooler Master、 Razer、Tt eSPORTSなどのゲーミングデバイスメーカーも続々出展するということで、コンシューマーからオンライン/モバイル、PCゲームまで、あらゆるジャンルのゲームが一同に楽しめるイベントになっています。もちろんBtoBの場としても、台湾唯一のゲームショウというだけあって、多くの人が訪れます。
台湾のゲーム市場規模は、日本のそれと比較するとかなり小さいものですが、近年のスマホやタブレットの成長で、産業の規模自体は2011年時点で、2006年の2倍近くにまで成長しています。主力はオンラインゲームですが、近年はスマホ急速な進化により、多くのPCゲームメーカーがモバイルへと舵を切っているということです。一方、コンシューマー向けの市場では、日本で人気のタイトルなどがいくつも販売されています。
今年の「台北国際ゲームショウ2013」には、インサイド編集部も取材に行き、その模様をお伝えしていきます。日本のメーカーの情報はもちろん、ゲームショウの様子や、いつもの通りコンパニオンまで、全力でレポートしますのでお楽しみに。
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