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「CESA ゲーム開発技術ロードマップ」2012年版公開 ― サーバサイド、スマホ技術など

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、「CESA ゲーム開発技術ロードマップ」の2012年版を公開しました。

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一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、「CESA ゲーム開発技術ロードマップ」の2012年版を公開しました。

「CESA ゲーム開発技術開発ロードマップ」は、ゲーム開発にかかわる様々な技術における最新の動向と、近い将来に活用される可能性のある内容をロードマップとして公開するもの。ゲーム開発者、関連する業界関係者、研究者や学生が、活動指針として役立てることを目的に、毎年1回CESAが公開しています。
(今年で4回目)

2012年版では、プログラミング(プログラミング一般、コンピューターグラフィックス、AI、アニメーション、物理)、ビジュアルアーツ(レンダリング、アニメーション、オーサリング、グラフィック)、ゲームデザイン(ゲームシステム、生産性と品質の向上、気にしなければならない周辺技術)、サウンド(音響効果、信号処理技術、開発ツール・オーサリング環境)、ネットワーク(個人データ、マーケットボーダーレス化、オンラインサービスのゲーム開発への活用、インフラストラクチャ)の各技術について、「最新」および「数年後」のトピックが採り上げられています。

内容は多岐に亘ってますが、2012年版では、「一般」の最新トピックとして、「マルチコア CPU でのスレッド制御」「ゲームエンジンを使用した開発環境の普及」「C/C++/C#/Java/JavaScript/PHP等、開発言語が多様化」「サーバサイドプログラム重要化とクライアントサイドプラットフォームの多様化」が、そして「数年後」のトピックとして「メモリの共有やスレッドの生成・同期の言語レベルでのサポート」「C++11の普及とLLVM/PGO 等にみられる実行時最適化技術の向上」「NativeClientの様なWEB ベースのプラットフォームの普及」「ビジュアルプログラミング言語の普及により、プログラミングの難易度が低下」が登場しています。

その他にも、「スマートフォンなどでも高度なグラフィックス表現を実現」(コンピューターグラフィックス-最新)、「サーバサイドレンダリングの普及」(コンピューターグラフィックス-数年後)、「動画、画像による自動・半自動コンテント生成」(AI-数年後)、「クラウドコンピューティングによる大規模シミュレーション」(物理-数年後)、「大のキーポーズを統計モデルで自動補間」(アニメーション-数年後)、「音響心理や周波数ドメイン制御が考慮されたリアルタイムミキシングの登場」(音響効果-数年後)といった、要注目の技術進歩や分野に焦点が当てられています。

最新そして数年先のゲーム開発を視野に入れている方は、一度目を通しておくのも面白いかもしれません。
《冨岡晶》

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