人生にゲームをプラスするメディア

ニューヨーク近代美術館『パックマン』『塊魂』を収蔵、ゲーム業界初のパーマネントコレクションに

ゲームビジネス その他

パックマン
  • パックマン
  • 塊魂
バンダイナムコゲームスは、同社が開発・販売したゲーム『パックマン』と『塊魂』が、ニューヨーク近代美術館(MOMA)のパーマネントコレクション(永久収蔵品)に認定されたことを発表した。収蔵品となるのは、両タイトルのゲーム本体、これに加えて企画書など開発時の資料も含まれる。
この決定に合わせてMOMAでは、2013年春から1年間の予定で、ギャラリー内での両作品の展示もする。期間中にMOMAに訪れることがあれば、美術館内で『パックマン』と『塊魂』に出会うことが出来る。

バンダイナムコゲームスによれば、ビデオゲーム分野でMOMAのパーマネントコレクションが選ばれるのは初である。また、両作品の「シンプルで普遍的なゲームルール」、「当時のゲームトレンドに革命もたらし、今なお世代・国籍・時代を超えて愛される独創的なゲームデザインや世界観とキャラクター」が今回の異例の決定につながったと説明する。
ゲームの持つ革新性、国境、時代を超えた普遍性が評価されたかたちだ。

『パックマン』は、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)が1980年に発売したアーケードビデオゲームである。国内だけでなく、世界各国で人気が高い。
特に米国では400種類以上のキャラクターグッズが発売されている。“パックマン”の語句は、金融界の専門用語に取り入れられるほどポピュラーな存在だ。その人気は現在まで続いている。キャラクター展開のほか、新たなテレビアニメも開発中だ。
一方、『塊魂』は2004年誕生と『パックマン』より歴史は短い。しかし、雪だるまを作る要領で塊を転がす3Dアクションのアイディアが、シンプルかつ革新的と高く評価されている。MOMAでは、2012年7月29日から11月5日まで開催していた展覧会「Century of the Growing by Design」で展示も行った。

MOMAは、1929年にニューヨーク・マンハッタンに設立された近・現代美術を対象にした美術館である。米国だけでなく、世界の美術界を牽引する存在として広く知られる。
対象とする領域は絵画や彫刻だけにとどまらない。早くからデザインやフィルムなどにも積極的に取り組んできた。今回はMOMAが新たにビデオゲームもアートとして取り込んでいく動きとしても注目される。

バンダイナムコゲームス
http://www.bandainamcogames.co.jp/
ニューヨーク近代美術館(MOMA)
http://www.moma.org/

「パックマン」「塊魂」がニューヨーク近代美術館パーマネントコレクションに決定 ゲーム業界初

《animeanime》

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【インタビュー】KLabに訊くプロジェクト管理ツール「SHOTGUN」導入事例―管理業務の負担を半分に削減?!

    【インタビュー】KLabに訊くプロジェクト管理ツール「SHOTGUN」導入事例―管理業務の負担を半分に削減?!

  2. 並列化時代の今、CUDAでGPUを使いこなすには―シリコンスタジオの開発者とNVIDIA担当者に訊く【読者プレゼントあり】

    並列化時代の今、CUDAでGPUを使いこなすには―シリコンスタジオの開発者とNVIDIA担当者に訊く【読者プレゼントあり】

  3. 2018年2月発売の新作ゲームは何を買う?―注目タイトルまとめ!

    2018年2月発売の新作ゲームは何を買う?―注目タイトルまとめ!

  4. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

  5. 【レポート】アーケード型VRホラーゲーム『脱出病棟Ω』を4人でプレイ!怖すぎて店内に悲鳴が響き渡る

  6. 『アイドルマスター』新シリーズ制作発表会が2月7日に決定―坂上陽三氏が登壇

  7. 「Alienbrain」と画像管理ツールの融合でゲーム開発が「見えるようになる」

  8. ヨドバシカメラ、ゲームソフトの予約が全額前金制に

  9. 今週発売の新作ゲーム『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』『聖剣伝説2 シークレット オブ マナ』他

  10. 【レポート】VR鉄道SLG『トレインマイスター』をマスコンレバーでプレイ…E235系が走るJR山手線沿線を再現

アクセスランキングをもっと見る