栄えある大賞を獲得したのは『世界の七不思議』。各プレイヤーは七不思議を擁する文明のひとつを担当し、次々とカードを手に入れながらポイントを獲得していくというボードゲームです。大人数(7人まで)で遊べる割にプレイ時間は30~40分とお手軽感のあるこの作品は世界中で高い評価を得ており、日本語版はホビージャパンから発売されています。
「日本ボードゲーム大賞2011 投票部門」のベスト10入賞作品は以下の通りです。
大賞:『世界の七不思議』 原題:7 Wonders 作者:Antoine Bauza
2位:『髑髏と薔薇』 原題:Skull & Roses 作者:Hervé Marly
3位:『レジスタンス』 原題:The Resistance 作者:Don Eskridge
4位:『K2』 原題:K2 作者:Adam Kałuża
5位:『ナビゲーター/ナヴェガドール』 原題:Navegador 作者:Mac Gerdts
6位:『ディクシット』 原題:Dixit 作者:Jean-Louis Roubira
7位:『藪の中』 作者:佐々木隼
8位:『キング・オブ・トーキョー』 原題:King of Tokyo 作者:Richard Garfield
9位:『ぴっぐテン』 原題:Pig 10 作者:Ayalet Pnueli
10位:『クォーリアーズ!』 原題:Quarriors! 作者:Mike Elliott
注目すべきは第7位に入賞の『藪の中』。芥川龍之介の名作小説をモチーフとした推理&ブラフゲームで、プレイ時間は20分前後というこちらもコンパクトな作品です。この『藪の中』はなんと国産。通常、このようなボードゲームのコンテストでは海外産の作品が名を連ねることが多く、日本人作者の作品がランキング入りするのは極めて異例と言えます。
また『藪の中』は海外でも話題になっており、2011年7月にはフランスで、同年8月にはドイツで、『Hattari』というタイトルで発売されています。
ルール自体はシンプルでわかりやすく、プレイ時間も短め。気心の知れた仲間内で気軽に「騙し合い」ができる、楽しい作品です。この機会にぜひ遊んでみてください。
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