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交通ルール完全無視のハードボイルド・カーアクション、『ランナバウト』がニンテンドー3DSに登場

クライマックスが生んだドライビングアクションの名作「ランナバウト」シリーズの最新作がニンテンドー3DSで登場します。クライマックスが開発し、ロケットカンパニーが発売する『ランナバウト3D ドライブ:インポッシブル』をいち早く体験してきました。

ゲームビジネス 開発
 
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クライマックスが生んだドライビングアクションの名作「ランナバウト」シリーズの最新作がニンテンドー3DSで登場します。クライマックスが開発し、ロケットカンパニーが発売する『ランナバウト3D ドライブ:インポッシブル』をいち早く体験してきました。



「ランナバウト」=「Runabout うろつき[ほっつき]回る人; 忙しそうに走り回る人.」(研究社 新英和中辞典 より)というタイトルの通り、ハードボイルド・カーアクションと銘打たれた本シリーズは、交通ルール完全無視、何でもありの破茶滅茶アクションを公道で繰り広げるというゲーム。



『ランナバウト3D ドライブ:インポッシブル』では謎の組織からの依頼を受けた、ミッション方式でゲームが進行。各ミッションでは、アイテムの奪還やスパイの尾行などレースゲームとしては一風変わった使命が与えられます。

多彩なカーラインナップや豊富なカスタマイズも本作の特徴。セダンなどノーマルなクルマはもちろんのこと、2輪車ではアメリカンバイクなども登場。特殊なクルマではバスやブルドーザー、バス、F1カーなど。ミッションをクリアしてアンロックしていきましょう。それぞれのマシンは特徴的な能力を持ちますが、詳細なスペックはプレイヤー自身の手でカスタマイズも可能。ハンドルやブレーキの効き具合からカラーリング、ツヤまで、自分だけのマシンで街を駆け抜けます。

■困難なミッションに腕が鳴る、やりこみは無限大

さっそく冒頭の幾つかのミッションにチャレンジしてみます。

「EPISODE1 金時計を奪取せよ」のストーリーは"何者かが警察の護送車に扮装した車で金時計を国外へ持ちだそうと企てているらしい。大使館に逃げ込まれる前に奪取せよ!"。そんな怪しさ満点の黒服の男たちからの依頼、しかしお金のためならどんな危険も厭わないのです。

乗り込むクルマを選択したらスタート。一見、普通のレースゲームのようですが、コース中に目標物があるというのが異なる点です。今回は金時計を積んだクルマにアタック。ぶつけて金時計を奪い返し、ゴールまで到達するのが目的になります。ちなみにステージはどこかで見覚えのあるような街並みを再現。世界旅行気分も楽しめるかも? といっても、レース中には街並みを楽しむ余裕は無いんですけどね。

様々なミッションが与えられるマシンは様々な項目でカスタマイズが可能いよいよスタート


暴走、追突、何でもござれの本作。ターゲットとなる金時計を積んだクルマ以外にも、走るクルマ、路肩の建物や商品、看板、等々、あらゆるものを破壊可能。3D立体視で描かれる派手な衝突アクションはなかなか爽快感アリ。破壊していくと損害額がカウント。各ステージで最高損害額を競うのもやりこみ要素の一つ。ミッション選択時に確認できる破壊可能なオブジェクトリストはゲーマー魂をくすぐります。ただし、クルマにダメージが蓄積して走行不能になるとゲームオーバーになるのでご注意を。

各ミッションは5段階の難易度が用意されています。例えばEPISODE 1は「金時計を奪い返す」というのが基本的な内容になるのですが、難易度が上がるとそこに「5分以内で」「損害額1万ドル以内で」といった条件が加わります。全てのミッションがクリアできたとしても深く遊べるようになっています。

サウンドはシリーズお馴染みのザ・サーフコースターズが演奏する「Highway Star」(Deep Purple)、「Born to be Wild」(映画イージーライダー)、「MISERLOU」(映画Taxi)、「Axel F」(映画ビバリーヒルズコップ)などノリノリの曲で構成。24曲の名曲でノリノリのレーシングアクションをお楽しみを。

『ランナバウト3D ドライブ:インポッシブル』は2012年1月19日に6090円で発売予定となっています。

(C)Rocket Co.,Ltd. / Developed by CLIMAX Inc.
《土本学》
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