『マリオカート』は、スーパーファミコンで誕生した人気レースゲーム。マリオやルイージなどお馴染みのマリオキャラクター達がカートで競い合います。『スーパーマリオカート』『マリオカート64』『マリオカートアドバンス』『マリオカート ダブルダッシュ!!』『マリオカートDS』『マリオカートWii』と、1ハードに1タイトル登場する定番ゲームでもあり、今回は7作目ということで『マリオカート7』と言うタイトルになりました。
そんな『マリオカート7』ですが、開発は『メトロイドプライム』シリーズや『ドンキーコング リターンズ』を手掛けたレトロスタジオが大きく関わっており、インタビューではそこについても多数語られています。
『マリオカート7』は『nintendogs + cats』と同時に2010年立ち上がった企画。しかし、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の開発が伸びてしまうなどの事情で、社内のスタッフが足りない状況に。
丁度そこで『ドンキーコング リターンズ』を作り終えたレトロスタジオに声が掛かり、今回開発に参加することになります。しかし、『マリオカート』や3DSの制作経験がないレトロスタジオですので、まずは従来のコースを3DSで再現するクラシックコースを16コース作る所から着手。過去のコースを作りながら3DS開発のノウハウを蓄積していきます。
なお、登場コースは全部で32コースありますが、任天堂とレトロスタジオは半分くらいずつ作ったそうです。
また、『マリオカート7』では地上だけでなく、水中や空中でもレースを繰り広げるのが特徴ですが、ここでも苦労ポイントが。『マリオカートWii』で登場したジャンプアクションはリアクションが大きいので、空を飛んでいる際にグライダーから頭が突き出してしまうなどの問題が発生しましたが、うまく調整して現在の形に落ち着きました。
『マリオカート7』プロデューサーである紺野氏は、レトロスタジオが担当した「レベルデザイン」「アートデザイン」「アニメーションデザイン」について、バランスがとてもよかったとコメントしています。
『マリオカート7』は、12月1日に発売予定で価格は4800円(税込)です。
(C)2011 Nintendo
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