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【gamescom 2011】『Kinect スター・ウォーズ』を早速プレイ ― 誰でもジェダイに成り切れる仕様は感涙モノ

既に主要パブリッシャーのメディアブリーフィングがはじまり、通常メディアだけに留まらず、ありとあらゆるメディアで話題を集めるgamescon。筆者の第一報として絶対に外したくなったのが『Kinect スター・ウォーズ』です。

マイクロソフト Xbox360
プレイ冒頭からいきなりジェダイの道へ。KINECTだから実感出来るジェダイの力
  • プレイ冒頭からいきなりジェダイの道へ。KINECTだから実感出来るジェダイの力
  • クラウド・シティ べスピンを忠実に再現。戦いの最中にいるという没入感はKINECTならでは
  • 『Kinect スター・ウォーズ』プレイ中はこんな感じです
  • 会場
既に主要パブリッシャーのメディアブリーフィングがはじまり、通常メディアだけに留まらず、ありとあらゆるメディアで話題を集めるgamescon。筆者の第一報として絶対に外したくなったのが『Kinect スター・ウォーズ』です。

幸運にも筆者はマイクロソフトブースにてプレアブル出展がされていた同作品を満喫することが出来ました。そこでここではプレイインプレッションをリポートしていきます。

まず最初はトレーニングモードから開始。ヨーダからの指導のもと(!)、基本動作を覚えていきます。基本と言っても、いきなり、ファイターをフォースで持ち上げると言った課題から。動作そのものはシンプルなものの、ファイターが実際に持ち上がる瞬間の爽快感は他のゲームではなかなか経験が出来ません。更にファイターを指定された場所に移動させなければなりませんがこれが結構大変!しばらくもたついてしまいました。

この一仕事が終わると、いよいよライトセイバーの出番です。右手でセイバーを掴むとお馴染みの重低音とともに青色の光刃が出現。自身の腕の動きに合わせ光刃が上下左右にと動きます。思いきって腕を回転させると、予想通りセイバーもその動きに反応し光輪を描くことが出来ました。

ドロイドが接近してきたところで左手を突っぱねると、フォースが発動。ドロイドも後方へ吹き飛ばされます。前方に重心を移すとその方向へ一気に瞬間移動が出来ました。ジャンプはジェダイならでの跳躍力です。更に大暴れをしようと意義込んだところでチュートリアルは終了。いよいよ、実際のステージへとログインしました。

プレイステージは「帝国の逆襲」でお馴染みのクラウド・シティ、ベスピン。まずは、宮殿に入るまでの戦いを体験することになります。一般的なバトルドロイドは比較的安易に倒せたものの、バリアーで自身を守るデストロイヤードロイド(以下、デストロイヤー)と対峙した瞬間、あっという間に倒されてしまった...気を取り直してもう一度。

今度はデストロイヤーが出てきた瞬間、ジャンプしてみました。プレイヤーキャラクターが瞬間的にデストロイヤーの後ろへと回りこんだところで、セイバーで一気に倒します。まさに戦いの只中に放り込まれたような気持ちになりました。

宮殿の中に入るとインテリアは正にべスピンの宮殿内そのもの。その再現度に改めて驚かされました。その反面、戦闘も更に熾烈に。その中を果敢に進んでいくジェダイ。ユーザーのジェスチャーを数倍以上の速さと能力として解釈したプレイヤーのアバターは次々と敵を殲滅。ですが、「シスの復讐」の冒頭、アナキンとオビワンの前に立ちふさがったIG-100マグナガードも出現。この人型ドロイドも正面から対峙するとあっと言う間に倒されてしまいます。

そこで一気にジャンプして後ろから攻撃。強敵を倒し有頂天になった筆者が更なる敵を粉砕しようとゲートを開いくと、暗闇の中、青光とオレンジ色で包まれた不気味な雰囲気のカーボン冷凍室から、2人のダークジェダイが両手にオレンジ色の妖光を放つライトセイバーと共に登場。この場所は、ルークとダースベーダー最初の戦いの舞台であることもあり、覚悟を決めて挑もうと思っていた矢先にデモが終了してしまいました。20分間があっという間に過ぎていました...

すこし体を動かすだけで主観視点以上に没入感を感じられるところにKINECTの付加価値を改めて実感することが出来た『KINECT スター・ウォーズ』。スター・ウォーズ好きの皆さんに中には、あの世界観にどっぷりとつかってみたいと思っていた人達も多いはず。この作品は正にそのような夢を実現してくれること間違い無しです。KINECT専用ソフトでは今年一番の注目作ですね。
《中村彰憲》
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