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Xbox360の完全新作『ガンストリンガー』をさっそく体験

Xbox 360 Summer Showcase 2011で出展されたゲームの中でも、最も異彩を放っていたのが、『The Gunstringer』です。

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Xbox 360 Summer Showcase 2011で出展されたゲームの中でも、最も異彩を放っていたのが、『The Gunstringer』です。

開発したのはXbox Live アーケードで高い評価を得た『Splosion Man』『Ms. Splosion Man』のTwisted Pixel Games。本作も一筋縄ではいかない、通好みのタイトルとなっていました。

最大の特徴は、Kinect専用タイトルで初めて、座ってプレイするゲームであること。上半身、特に手のひらの動きを中心にキャプチャしており、通常のゲームより狭いスペースでプレイできます。同様のプレイスタイルは「Fable: The Journey」でも採用される予定で、今後「座りKinect」ゲームは増えていきそうです。

もう一つの特徴が、左手と右手で違う操作をさせること。主人公はガイコツのマリオネットカウボーイ「ガンストリンガー」で、左手で操り人形を操作するように手を動かし、右手で人差し指を画面に向け、ピストルを撃つゼスチャーで攻撃していきます。左手を左右に動かせば左右に動かせ、上に振ればジャンプ。右手の人差し指を動かして照準し、6体までロックオンできます。指を肘ごと上にふれば発射です。

ゲームシステムは3人称視点のアクションシューティングと、横スクロールアクションのハイブリッド。ステージによっては、『バイオハザード4』のような肩越し視点でのシューティングにもなります。ガイコツが主人公という、バタ臭さ満点のアートスタイルもあいまって、古き良き西部劇の世界で、肩の凝らないアクションが楽しめます。

デモではチュートリアルからはじまって、手前に転がってくる岩石を避けながら鳥や敵のカウボーイを打ち倒したり、木箱の裏に隠れながらタクティカルシューティング風に敵を倒したり、といったアクションが楽しめました。センサーの感度が良すぎるのか、会場で後ろに人が通ると、Kinectが誤認識してしまうなどの光景もみられましたが、総じてプレイ感覚は良好です。

そして3つ目の特徴が、随所にみられるメタゲーム感覚。ステージで何の脈絡もなく実写取り込みの腕が出現するなど、どこか「モンティ・パイソン」にも似た演出が光ります。デモを最後までクリアすると、いきなり実写で劇場の観客席が表示され、万雷の拍手が送られました。つまりデモは映画の1シーンで、それを観客がみんなで観ていた、という設定だったんですね。凝った仕掛けに驚かされました。

ちなみに本作には、Kinect専用のXbox Live アーケードゲーム『Fruit Ninja Kinect』の無料コードがバンドルされる予定です。画面の上から振ってくるフルーツを、両手を刀に見立ててバッサバッサと切りまくる、おバカテイスト満載のカジュアルゲーム。『The Gunstringer』は3,990円で、『Fruit Ninja Kinect』は800マイクロソフトポイント(約1200円)なので、お得感満点でしょう。

発売日は10月6日で、オフラインで2人まで同時プレイも楽しめます。 
《小野憲史》
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