冒頭に登壇したエレクトロニック・アーツ日本法人のロバート・キム社長は「本日、海外でも発売日を迎えたが本当に素晴らしい作品に仕上がった。地獄パンクアクションという全く新しいジャンルを楽しみにして欲しい」と絶賛しました。
続いて須田剛一氏と三上真司氏が登場してゲームの開発を振り返りました。須田氏は「3年半前に三上さんとEAに行ってから、長い旅でした。しかしEAという船、いや豪華客船に乗った旅でもありました」とEAの手厚いサポートがあったことを伺わせました。
ゲーム性の面でも「最初のアクションは銃じゃなくてパンチでしたが、EAからのフィードバックもあり、今の銃という形に落ち着きました」(須田氏)とコラボレーションであったことを示唆しました。一方の三上氏は「闇と光の演出のアクションという要素は最初から一環していました。苦労は思い出したくないくらいありましたが、着いてきてくれた現場のスタッフに感謝したい」という言葉でした。
『シャドウ オブ ザ ダムド』は敵の暗闇を引っぺがし攻撃し倒していくというアクションゲーム。主人公のガルシア・ホットスパーは闇の中では力を発揮できません。光を探して体力を回復しながら、敵と戦っていきます。アクションや演出は高い評価を受け、雑誌「Game Informer」では9.2点(10点満点)という高得点を獲得しています。
高いレビュースコアに須田氏は「あそこはいつもウチのゲームに厳しいんだよね」と苦笑。三上氏は「EAとの契約でレビュースコアが80点以下だとペナルティがあるんです。それは確実にクリアできそうです。でも、そんな契約の形があるなんてびっくり」と話していました。
物語はラブストーリーです。「須田さんにラブストーリーが描けるか不安だった」(三上氏)とのことですが「悪くないものになった」とのこと。主人公ガルシアの誘拐されたガールフレンドは"愛と狂気"で描かれ「最後まで遊んだら、分かる人には分かる怖さ」があるとか。全体的に大人のラブストーリーとなっているようです。
そして気になる日本版の発売日は9月22日に決定。残念ながら海外版から3ヶ月後の発売となりますが、元々日本で開発された作品であるため「オリジナルは日本版」(須田氏)。2人の開発者の思いを純粋な形で体験できるものとなります。また、豪華声優陣の起用や、ロゴを日本版のみ変更するなどの努力もされています。東京ゲームショウで遊んでから、ということなりますが期待したいです。
後半では音楽を担当した山岡晃氏や主人公の相棒ジョンソン役の我修院達也氏を迎えてのトークを紹介します。
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