人生にゲームをプラスするメディア

【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る

米国では今月にも発売されるソニー・エリクソンの「Xperia Play」は、初のPlayStation CertifiedのAndroid携帯です。期待される一方で、その情報は限られているのも事実。同社は「Gaming Just Got Smarter」と題したセッションでその一端を明らかにしました。

ゲームビジネス 開発
【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
  • 【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
  • 【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
  • 【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
  • 【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
  • 【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
  • 【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
  • 【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
  • 【GDC2011】「Xperia Play」の戦略をソニー・エリクソンが語る
米国では今月にも発売されるソニー・エリクソンの「Xperia Play」は、初のPlayStation CertifiedのAndroid携帯です。期待される一方で、その情報は限られているのも事実。同社は「Gaming Just Got Smarter」と題したセッションでその一端を明らかにしました。

ソニーとグーグルが緊密に開発したスマートフォン


「Xperia」はソニー・エリクソンが展開するエンターテイメントに注力したスマートフォンのブランドで、中でも「Xperia Play」は高性能なチップを搭載し、本格的なゲームが体験できる端末として設計されています。

基本的なアーキテクチャはAndroid OS 2.3を搭載。ゲームに特化したパフォーマンスの改善を施し、OpeSL ES対応やネイティブのオーディオAPI、イベントキュー、アクティビティやリソース関連のAPIを追加しています。また、物理コントローラーが搭載されているのも特徴です。これらは全てAndroid NDKからアクセスできるように構築されています。ゲームに特化した拡張を施したAndroid端末ということが言えるでしょうか。

開発からプロモーションまで販売の支援は手厚く


開発は通常のAndroid向けのツールキットがそのまま使えるほか、Unity Technologiesとの提携で、Unityでの開発も容易になっています。

ゲームはAndroid Marketで販売できるほか、ソニー・エリクソンもゲームに特化したAndroid Marketを第1四半期の終わりにリリースし、そこが「Xperia Play」専用のストアのような形になるようです。マーケティングにも力を入れていくということで、自社サイトでのゲームの紹介や、ゲームリーグ「Major League Gaming」でのプロモーション展開などを予定しているようです。

また気になる「PlayStation Certifed」関連の話ですが、セッションの質疑応答では「今年後半にSCEから発表がある」という言葉があり、当初は関係なく展開が行われる模様。初代プレイステーションのゲームが遊べるのも今年の遅い時期からになりそうです。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. さよならハドソン、過去の名作をCMで振り返る

    さよならハドソン、過去の名作をCMで振り返る

  2. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

    「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  3. 任天堂ミュージアムに行ってきました!

    任天堂ミュージアムに行ってきました!

  4. ゲーム1本の開発期間は平均16ヶ月、開発者の38%が据置機に携わりたいと思っている…CEDECのゲーム開発者調査が公開

  5. USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

  6. 吉本興業が手掛けるe-Sportsチームとリーグの運営とは?「吉本興業e-Sportsセミナー」レポート

  7. 「2021年最も活躍したと思うゲーム実況者は?」第1位に輝いたのはあの“インターネットヒーロー”!

  8. 目黒将司×LAM 無二の個性派クリエイター対談-「目黒サウンド」「LAM絵」と称される“キャッチーさ”はどう育まれた?

  9. ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート

  10. 【CEDEC 2014】知られざるアプリ大国、フィンランドのゲーム産業を歩く~新清士氏によるカジュアルゲーム視察報告

アクセスランキングをもっと見る