Wiiのソフトウェア売り上げは前年比-23%であるのに対し、プレイステーション3は+35%、Xbox360は-1%となっています。
この結果に関し、Wiiのソフトウェア売り上げが下がった分、プレイステーション3がアップしているのだ、と氏は指摘します。
「ソフトウェアの総売上は前年比-9%だが、Wii、Xbox360、プレイステーション3の割合は変わっていない。つまり、Wiiのソフトウェア売り上げが下がった分、プレイステーション3のソフトウェア売り上げが上がっているのだ。任天堂はWiiを猛烈なペースで売り続ける限り、ソフトウェア市場は自活できるように見えた。我々はWiiのソフトの大部分が購入して6ヶ月以内の新しいオーナーに買われると考えており、継続的なハードウェアの供給はソフトに飛びつく新たなオーナーを供給した」
新しくゲームを求めるWiiオーナーが増えているのでソフトウェア売り上げもそれに比例して伸びるはずだが、実際には前年比-23%という低い値にとどまっている・・・というのが氏の主張です。
Matthews氏はニンテンドーDS市場も「同様の弱さ」(オーナーは増えているがソフトウェア売り上げは伸びていない)を抱えていますが、これはオーナーの絶対数が多いことと現在の価格構造がリミッターとなっていると予想します。
しかし、「ニンテンドー3DS」の発売で携帯ゲーム機市場が再びホットなものになるだろう、と氏は考えているようです。
「携帯ゲーム機市場にとって幸運なのは、「ニンテンドー3DS」の発売時に市場の勢いが上向くことだ。我々はニンテンドーDSiとニンテンドーDSi LLの時同様に消費者が「ニンテンドー3DS」をすぐに買うと予想する。すでに発表された無視できないソフトのラインナップと共に、「ニンテンドー3DS」は携帯ゲーム機市場を再び暖めるだろう」
Wiiのソフトウェア市場の「弱さ」は繰り返し指摘されてきましたが、NPDの売り上げデータで『Wii Fit Plus』や『New スーパーマリオブラザーズWii』といったゲームがロングセールスを記録しているのも事実。氏はWiiオーナーを「季節の生き物のようなもの」と表現しますが、ライトユーザー層を取り込んだWiiソフトウェアの売れ行きは、これまでの尺度で測れないということなのかも知れません。
関連リンク
編集部おすすめの記事
その他 アクセスランキング
-
岩代俊明先生の漫画「PSYREN -サイレン-」アニメ化か!?公衆電話にコール音鳴り響く、意味深なティザーサイトが公開
-
「全世界“ガンダム”総選挙」中間結果の上位20機発表!「νガンダム」やSEED系、さらに「ジークアクス」からもランクイン
-
「ガンダム ジークアクス」赤いきつね、緑のたぬきとのコラボ特別映像“第2話”が公開!「見せてもらおうか…」シャアからあの名言も飛び出す
-
【15%オフ】レトロ×多機能の“2,222円プロコン”が売れている理由
-
草むしり検定証カードホルダーに「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄がついに登場!裏面は漫画エピソードをデザイン
-
『FE 風花雪月』最推しコンビorカップリング投票結果発表─第3位の“ヒルマリ”を制した第2位、第1位は…!
-
ガイナックス、破産整理終了で42年弱の歴史に幕―庵野秀明氏が“友人と思っていた”面々との決別、そして神村社長への感謝を報告
-
この声は…シャリア・ブル? 東洋水産が「次の作戦」を予告、「ジークアクス」コラボ第2弾かー12月10日16時に公開へ
-
パジャマ姿の「ちいかわ」が和菓子に!ハチワレ、うさぎたち3パッケージで贈る「食べマスあそーと」再登場
-
【TGA2025特集】GOTYノミネート作6選!新たな歴史を築いたターン制RPGからスイッチ2の注目タイトルまで栄冠を手にするのは…





