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「ゲームを売るにはボックスアートが全て」「縦スクロールシューティングは北米でも健闘」 ― 海外パブリッシャーが語る

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海外のパブリッシャーはボックスアートを何より重視するようです。日本ゲームを発売することでも知られるValcon GamesのCOOであるColin Gordon氏はその経営哲学に関して海外メディアに語っています。

「我々のラインナップであなたが見るのは箱です。箱こそが我々のラインナップを売るものなのです。箱のイラストを見ることで、ゲームを買うかどうか必要とすることが全て分からないといけません。ゲームのタイトルは重要です。箱の正面に提示するイラストも重要です。なぜなら、これらはお客さんに箱を手に取らせ、あなたが売上をアップさせようと箱の裏に書いたことを読んでくれるように仕向けてくれるからです」

同社は様々な日本ゲームを北米で販売していますが、氏によれば日本ゲームは米国市場で通用するものとそうでないものがあるようです。

「『RAIDEN FIGHTERS ACES』は我々にとって成功でした。私は持ち込まれる日本のコンテンツを見ていますが、いくつかは米国の市場にとってあまりに奇妙です。メインストリームのパブリッシャーであればハイエンドなものを手に入れるのも簡単ですが、我々は隙間狙いです。そういう訳で我々は変わったゲームを見るのですが、その中の幾つかは(販売するのに)適切なものではないのです」

Gordon氏が最も期待外れだったゲームは『大戦略』だそうですが、「エッジを望むなら『萌え萌え2次大戦(略)』を翻訳して持ってくることもできますが、ご存じですか?」という質問にはこう答えています。

「知ってますよ。女の子が飛行機や戦車みたいなやつですよね。私は最近遊んだんですが“うーん”と考え込んでしまいました。翻訳すれば話題にはなるでしょうが、みんながちゃんと語ってくれるかどうかが分かりません。私のオフィスには裏にゲームを遊べるスペースがあるんですが、遊んでみて“神よ、私には分かりません”となりましたね」

海外市場への進出は日本ゲーム界の急務。ついついHD画質の映画的なタイトルで・・・とやりたくなりますが、旧作アーケードゲームの移植である『RAIDEN FIGHTERS ACES』が健闘しているというのは嬉しいニュースです。

インタビューを担当する記者の友人は『RAIDEN FIGHTERS ACES』を3本買ったそうですが、パブリッシャー側からも成功だったとされているということは、日本のお家芸である縦スクロールシューティングと丁寧なゲーム作りが評価されたということでもあるのではないでしょうか。

規模の問題はあるものの、大予算ゲームばかりが評価されるのではないという点で重要なインタビューといえるでしょう。
《水口真》

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