最も寄与したのはOne-Upと共同開発するソーシャルゲーム『ブラウザ三国志』で、特に第三四半期以降に会員数が大幅に拡大しました。
事業部門別の業績では依然としてコンシューマーゲーム事業が低迷していて、自社販売部門ではタイトル数の大幅な絞り込みを行いましたが販売本数は計画を下回りました。またXSEEDを通じて行っている北米事業も黒字化には至っていません。受託開発では大手パブリッシャーからの契約を獲得できているものの、獲得までの期間が伸びたことで利益は縮小しています。売上高40億5700万円、営業損失1億3200万円でした。
ネットワークコンテンツ事業では今期から立ち上げた『ブラウザ三国志』が80万人を超えるヒットとなり、好調でした。売上高は8億7500万円、営業利益は3億2400万円。
アミューズメント事業は『ポケモンバトリオ』を中心に堅調を維持しています。ただし、新弾のパックコレクションの販売は低下傾向にあるようです。マイクロキャビンによる受託開発は順調でした。売上高22億6500万円、営業利益は3億7400万円となりました。
AQインタラクティブでは黒字化は果たしたものの、計画を大きく下回り、厳しい状況がつづいている事を踏まえ、50名程度の希望退職者を募る事を明らかにしています(期末の従業員数393名)。
また、小松清志代表取締役執行役員社長が退任し、後任に執行役員ソフトウェア事業部長の許田周一氏を充てる人事を発表しています。
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