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「弾幕系MMORPG」『Valkyrie Sky』-「決闘」「深淵の迷宮」「ギルドシップ」・・・今後の展開と課題

「弾幕系MMORPG」『Valkyrie Sky』(ヴァルキリー スカイ)、クローズドβテスト(正式サービス開始前に、人数を限定して行うテストプレイ)は参加枠を急遽拡大するほどの好評だったそうです。

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Valkyrie Sky
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「弾幕系MMORPG」『Valkyrie Sky』(ヴァルキリー スカイ)、クローズドβテスト(正式サービス開始前に、人数を限定して行うテストプレイ)は参加枠を急遽拡大するほどの好評だったそうです。

では、今後はどういった展開が用意されているのでしょうか?JC Globalの『Valkyrie Sky』担当マネージャーである松岡映次氏にお話を伺いました。

■「全く新しい内容だ」-『Valkyrie Sky』への手応え

弾幕系MMORPGではド派手な戦闘が楽しめますさあ戦いに出よう


―――引き続きよろしくお願いします。『Valkyrie Sky』を運営することになった経緯をお願いできますか?

松岡:弊社の3タイトル目をどうしようかと思った時に、『Valkyrie Sky』が目を引いたんです。色々なタイトルが持ち込まれるんですが、他と差別化できていないものも多い。

ですが『Valkyrie Sky』には独自性があったし、シューティングを遊ばない自分が実際に触ってみても面白かったんです。全く新しい内容だし、初心者さんにも面白いと思えるものだということで自分が「是非やらせて下さい」とお願いしたんです。ただ、静止画だと面白さが伝わりにくいんです。自分が最初に画面写真を見せていただいたときも、ちょっと内容を掴みかねるところがありました。ですから「触ってみて判断して下さい」というしかないですね。

―――クローズドβテストは順調でしたか?

松岡:クローズドβテストでも大きな不具合はなく、ユーザーさんから頂いた要望をどこまで取り入れられるかという段階です。

―――どんな要望が取り入れられるんでしょうか?

松岡:ゲームパッドに対応します。今回のクローズドβテストではゲームパッドに対応できなかったのがすごく残念でした。これも要望が多かったんですが、村の一部でカメラを動かせなかった部分の改善やシューティングの最中に定型文を発言できる機能などを盛り込もうと考えています。

■「日本で多い要望は導入してもらいます」-日本ユーザーに向けてのアプローチ

―――色々な機能が追加されるわけですね。

松岡:実装時期は未定ですが、他にも様々な要望が反映されています。まず、顔を変える機能を要請しています。韓国と日本ではデザインセンスに違いがありますので、日本の方に喜んで頂けるデザインを用意する予定です。

「ペット」も日本の方に喜んで頂けるようなデザインのものをお願いしているところですし、戦闘のサポートに役立てようという構想もあります。一緒に攻撃してくれたり、弾を消したりですね。

―――他にはどんな要望が準備中ですか?

松岡:ギルドメンバーしか入れず色々飾り付けができる「ギルドシップ」の提案やゲーム内で遊び心をくすぐるもの、もちろんシューティングをより楽しくできるようなシューティング部分での要望も含め色々提案しています。

―――日本からの要望がかなり通っているようですね。

松岡:そうですね。現場としても日本市場を有望視して、僕らの意見を尊重してくれています。

■PKから「決闘」へ-韓国と日本の違い

―――開発元さんは韓国ですが、文化の違いなどはありますか?

松岡:やはりありますね。日本だとアクションゲームにゲームパッドを使うのが当たり前ですが、向こうにはそもそもその文化がなかったり。

当初、フィールドではいくらでもPK(他のプレイヤーに合意無く戦闘を仕掛けて倒すこと)ができたんですが、日本のユーザーさんにはあまりにもきついので、互いに合意の元で戦う「決闘」にしました。韓国はPvPが盛んなんで、これを変更してもらうには結構苦労しましたね。

―――「決闘」はどういう内容になるんですか?

松岡:「決闘」はある程度以上のレベルになると募集できます。アイテムやお金を賭けて戦うことも可能です。「決闘」は通常の戦闘とは違い、一対一で戦う独自のルールになります。フィールドを自由に動き回って互いに弾を撃ち合い、体力が無くなると決着です。

―――縦スクロールシューティングではなくなるんですね。

松岡:はい。「決闘」専用のスキルも用意されていて、変身することで強力な弾幕を放てるようになります。変身中に攻撃を受けても体力ではなく、特殊攻撃のゲージが減少するのでいつもよりも強気に戦えますね。「決闘」は2月下旬のアップデートで追加予定です。

―――「決闘」にも日本からの声が活かされているんですか?

松岡:そうですね。最初「決闘」はもっとゴチャゴチャしたものだったんです。乱戦気味で、自分がどこにいるかも分かりづらいものだったんですが、日本からの要望で現在の形になりました。

―――逆に韓国側主導のコンテンツなどはありますか?

松岡:ギルド戦や拠点戦の導入を検討しているんですが、こういうコンテンツは韓国の方に知識がありますね。

「とにかく触れて欲しい」-正式サービスへ向けて

―――今後の課題はどういったものになりそうですか?

松岡:上級者の方に向けて、どういったコンテンツを入れていくかも課題になりますね。
今後のアップデートでは「ハードモード」を実装する予定です。一口で言えばエンドレスのスコアアタックです。一日に一度だけ挑戦できる一人用専用モードで、ミスするまで終わりがありません。10秒ごとに敵の攻撃が激しくなりますから、なかなか凄いことになりますよ。
他のプレイヤーさんのスコアも見られますから、競って頂ければと思います。挑戦すれば、武器に特別な強化がかけられるポイントが手に入ります。

―――なかなか手応えがありそうですね。

松岡:他にも「深淵の迷宮」が予定されています。ボスが連続で出てくるモードで、こちらも上級者の方には挑戦しがいがありますね。

―――縦スクロールシューティング+MMORPGというのは珍しいですが、運営する上での不安点などありますか?

松岡:一人で遊んで頂いているユーザーさんが「難しい」といって止めてしまうことが一番心配ですね。難しいからこそパーティで遊んで頂きたい。GM(ゲームマスター)が一緒にパーティを組んだりといった対応ができればと考えています。現時点では様々な情報をお伝えし切れていないので、そこも心配です。「スキル」を組み合わせることで「パッシブスキル」が発動するというルールも、クローズドβテストの時点では活用されていない方が多いようでしたし。

―――『Valkyrie Sky』ではどういった運営を行っていきたいですか?

松岡:ユーザーさんとの距離が近い運営を目指したいですね。現在もメールマガジンを発行していて、普通の運営さんではできないような結構ぶっちゃけた話をさせて頂いています。

―――最後に一言お願いします。

松岡:静止画では面白さが伝わりにくい側面があるので、とにかくゲームに触れて頂きたいですね。プレイヤースキルが重要になるゲームですが、だからこそパーティで遊んで頂きたいです。

―――本日はありがとうございました。

世界中で縦スクロールシューティングが最も発達している国に、海外から縦スクロールシューティング+MMORPGがやってくる……ということで話題の『Valkyrie Sky』ですが、今後も日本の声を取り入れたアップデートが行われていくようです。

待望のオープンβテスト(正式サービス開始前に、誰でも参加できるテストプレイ)まであとわずか。興味がある方は参加してみるのも面白いのではないでしょうか。
《土本学》
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