人生にゲームをプラスするメディア

ゲーム周辺機器市場は4000億円規模-Project Natalの時代に何を売る?

ゲームの周辺機器は昨年だけで約4470億円を売り上げたそうです。

その他 全般
ゲームの周辺機器は昨年だけで約4470億円を売り上げたそうです。

米国の調査会社のEEDAR(Electronic Entertainment Design and Research)のアナリストであるJesse Divnich氏によりますと、2009年に世界中で周辺機器が50億ドル(約4470億円)売れたとのことです。

氏によれば、2009年のソフトとハードの売上は前年より下がったものの、周辺機器の売上は上昇傾向にあるそうです。ゲームソフトのマージンが20~25%であるのに対し、周辺機器のマージンは40~50%とのこと。

周辺機器メーカーNykoのマーケティングディレクターであるChris Arbogast氏は「Wiiと音楽ゲームで周辺機器業界はここ10年にないほど儲かっている」と語ります。

「Wiiや『ギターヒーロー』のようなゲームは、一人で複数の周辺機器を買うことを当たり前にしている。前世代では周辺機器はゲーム機に作用するだけのツールであると考えられていたが、現世代のクリエイティブな入力装置が人々の目を開き、エンターテイメントに伴うインタラクションのレベルを広げるものにした、と私は思う」とゲーム機の世代交代に伴い周辺機器の役割が変化したと指摘します。

Project Natalのようなコントローラーを必要としないモーションコントロールは市場に大きな変化をもたらすものの、周辺機器メーカーは衣服や小道具を販売することで成功を収めるだろうと予想されています。

Arbogast氏によれば「Wii用の周辺機器は現世代で最も高い利益を上げている」とのことで、これもWiiがもたらした経済効果の一つといえそうです。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. 「ガンダム ジークアクス」シイコ・スガイ、ネット流行語100で第4位にランクイン―たった1話の登場ながら、並み居るキャラを抑えての大躍進

    「ガンダム ジークアクス」シイコ・スガイ、ネット流行語100で第4位にランクイン―たった1話の登場ながら、並み居るキャラを抑えての大躍進

  2. 岩代俊明先生の漫画「PSYREN -サイレン-」アニメ化か!?公衆電話にコール音鳴り響く、意味深なティザーサイトが公開

    岩代俊明先生の漫画「PSYREN -サイレン-」アニメ化か!?公衆電話にコール音鳴り響く、意味深なティザーサイトが公開

  3. 草むしり検定証カードホルダーに「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄がついに登場!裏面は漫画エピソードをデザイン

    草むしり検定証カードホルダーに「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄がついに登場!裏面は漫画エピソードをデザイン

  4. 【15%オフ】レトロ×多機能の“2,222円プロコン”が売れている理由

  5. 漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」あと5話をもって完結―最後は有馬記念、新たな勝負服姿のオグリキャップも

  6. 「ちいかわ 5級」と「うさぎ 2級」柄の草むしり検定証カードホルダー新登場!裏面には漫画エピソードをデザイン

  7. 期待されるアニメ『ウマ娘』4期の主人公を、15年以上の競馬好きがガチ予想!その鍵は「スピカ関係者」かつ「憧れの存在がいるかどうか」

  8. 隠された真実を探せ!人気の謎解きADV5選─話題の『探偵の眼:さらば、最愛の人よ』から『逆転検事』シリーズまで新旧名作をラインナップ

  9. 「ガンダム」のハロウィン記念イラストが大反響!シイコやスレッタたち“3人の魔女”が、文字通り「魔女の仮装姿」で描き下ろし

アクセスランキングをもっと見る