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コナミ、第3四半期業績を発表・・・大作なくも堅調

コナミは平成22年3月期 第3四半期業績を発表しました。

ゲームビジネス 市場
コナミは平成22年3月期 第3四半期業績を発表しました。

それによれば売上高は1909億3200万円(前年同期比△18.4%)、営業利益171億2600万円(△50.6%)、純利益161億1900万円(△49.2%)と、『メタルギアソリッド4』があった前年度と比較すると落ち込みましたが、定番タイトルが牽引し、堅調でした。

デジタルエンタテインメント事業では「ウイニングイレブン」「実況パワフルプロ野球」など定番シリーズの最新作や、新作の恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス』などがありました。アミューズメント施設ではシリーズ最新作『麻雀格闘倶楽部 我龍転生』が稼働開始しました。カードゲームは引き続き好調で、モバイル系ではWindows Phoneでも初タイトルを投入しました。

家庭用ゲームの世界での販売本数は1553万本で、日本517万本、北米336万本、欧州673万本、アジア28万本でした。プラットフォーム別では、DSが14%、PSPが17%、PS2が13%、PS3が26%、Wiiが20%、Xbox360が8%、PCが2%でした。

第4四半期には『Silent Hill: Shattered Memories』(Wii/PS2/PSP)、『クイズマジックアカデミーDS~二つの時空石~』(DS)、『DARKSIDERS~審判の時~』(PS3/Xbox360)、『FORTUNE TRINITY』『QUIZ MAGIC ACADEMY VII』(アミューズメント)などのタイトルの投入を予定しています。

健康サービス事業は施設数は前年度と比較すると14店舗減少の327施設の運営を行っていて、東北最大級のコナミスポーツクラブ仙台長町をオープンするなど好調。海外でカジノ事業を行うゲーミング&システム事業もスロットマシンやシステムの導入が順調で好調でした。
《土本学》
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