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TIMES誌が選ぶ2009年トップ10ゲーム-日本ゲームは何本がランクイン?

TIMES誌が選ぶ2009年のトップ10ゲームとはどういったタイトルでしょうか?

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TIMES誌が選ぶ2009年のトップ10ゲームとはどういったタイトルでしょうか?

TIMES誌は恒例となっているなんでもトップ10の今年度版「The Top 10 Everything of 2009」を発表しています。
昨年は日本ゲーム0本という結果になりましたが、今年はどうなるでしょうか。
権威あるTIMES誌が選ぶトップ10ゲームを見ていきましょう。

10『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』(プレイステーション3)
「ネイト・ドレイクの秘宝ハンティングはあなたを信じられないくらい壮大なシーケンスへと誘う。ジャングルの遺跡、山の頂上、チベットの都市。それだけでは十分ではないというように、ゲームの平均以上の物語と声優の演技が用意されている。最後のインディ・ジョーンズもの映画に失望した人は、かわりにこのゲームを試すべきだろう」と映画的な作り込みが評価されています。


9『アサシン クリード II』(プレイステーション3・Xbox360)
「多くの続編はクリエイティブな意味で失敗の、安っぽいイメージチェンジに過ぎない。だがこのゲームは違う。2007年に発売されたスマッシュヒット作の徹底的な追求だ。よりスマートで練り込まれたバージョンであり、ルネッサンスのイタリアのビジュアルにはびっくりさせられる」と更なるパワーアップが受賞理由のようです。


8『Halo 3: ODST』(Xbox360)
「『Halo』シリーズが使い果たされたように見えた時、制作元のBungieはシャープに暗い路地裏へとターンした。あなたはもう強力なマスターチーフではなく、かわりに傷つきやすい軌道降下特殊部隊ODSTのメンバーを順繰りにプレイしていくことになる。それはHalo世界にダークかつスローでジャジーなハードボイルドさを取り込んだ」と路線変更が評価されています。


7『Scribblenauts』(ニンテンドーDS)
7位は綴った言葉がアイテムとなって出現するユニークなシステムの『Scribblenauts』。
「このゲームの開発者はたぶん既存のゲームに退屈した人々で、何か型にはまらないインスピレーションがあったのだろう」とその発想を評価しています。


6『Geo-Defense Swarm』(iPhone・iPod Touch)
6位にランクインしたのはiPhone・iPod Touch用のタワーディフェンス系『Geo-Defense Swarm』。「私はこのリストでiPhoneに賞賛を与えることはないと思っていた。ハードウェアの制限はきつく、ボタンもジョイスティックも振動によるフィードバックもない。しかし開発者たちは、私が完全に間違っていると教えてくれた。この機種でもちゃんとゲームができると」とハードウェアの制限をものともしないセンスが受賞の理由のようです。


5『New スーパーマリオブラザーズWii』(Wii)
Wii用ゲームが5位に登場。「おかえり、マリオ。私たちは君がいなくて寂しかった。クラシックな横スクロールゲームはアップデートされたグラフィックと、パーティーゲームとして『DJ Hero』にとってかわるかも知れない楽しさがあるマルチプレイヤーモードと共に帰ってきた。ストーリーは私たちが知っているものとそう変わりなく、マップの端にある城に捕らえられた姫を救い出すというものだ。しかし3Dエフェクトとライティングの素晴らしさがゲーム画面に深みを与える。その上、見ている子供も初心者としてゲームに参加できる。これは誰もあなたにポップコーンを持ってきてくれないことを意味する」とゲームの根源的な面白さが評価されています。


4『Borderlands(ボーダーランズ)』(プレイステーション3・Xbox360・PC)
「『ボーダーランズ』はハイブリッドなゲームデザインの驚異だ。RPGのようにレベルやスキルを上げていくが、箱庭スタイルのオープンワールドで撃って逃げるスタイルのFPS(一人称シューティング)戦闘を行うのだ」とRPGとFPSを融合させたゲームデザインでの受賞です。


3『DJ Hero』(Wii・プレイステーション3・Xbox360)
「過去から焼き直しされた歌で一杯の“ロックバンドなりたがり”の世界に『DJ Hero』は喜ばしい変化をもたらした。素晴らしい独占サウンドトラックとナイトクラブのグラフィックで、新たなベストパーティーゲームとなった」と音楽ゲームに新機軸を持ち込んだこととパーティーゲームの楽しさが評価されています。


2『Batman: Arkham Asylum(バットマン アーカム・アサイラム)』(プレイステーション3・Xbox360・PC)
「猟奇趣味のジョーカーはもう映画を見る人を怖がらせないかも知れないが、このゲームには善と悪が荒れ狂う争いがある。ゴッサム・シティの救世主はアーカム・アサイラムで窮地に陥る。これまでバットマンが片づけた異常者たちがジョーカーに率いられて襲いかかる。初期のDCコミックのゲームとは違い、このゲームは有無を言わさぬストーリーと戦闘システムが一つになっている」とこれまでの原作モノになかった作り込みで受賞しています。


1『Call of Duty: Modern Warfare 2(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)』(プレイステーション3・Xbox360・PC)
1位は日本語版も発売された『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』。
「これはメッセージを送るゲームです。このゲームには、現代の軍事的衝突に関する知的な見解があります。このゲームではあなたは世界中を飛び回り、誰もが軍服を着ている訳ではない非対称戦の最前線を追います。戦いには宣戦布告がある訳ではなく、郊外から空港、リビングルームまで荒れ狂います。沢山の生々しく魅惑的なミリタリーアクションがこのゲームにはありますが、市民の犠牲を減らし誰と戦うべきかは生き残るのと同じくらいに重要である……というとても変化したゲームです」とゲーム設定と作り込みを絶賛しています。


2007年は『スーパーマリオギャラクシー』『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』『エースコンバット6 解放への戦火』と3本の日本ゲームがランクインするも、2008年は0本。今年は『New スーパーマリオブラザーズWii』が受賞しているのは嬉しい限り。来年は何本の日本ゲームが受賞できるのか、今から楽しみですね。
《水口真》
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