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「人まねを止めよう」-海外ゲームクリエイターが独創性にもの申す

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「人まねを止めよう」と、『マックスペイン』(Max Payne)の制作元、RemedyのMatias Myllyrinne氏は語ります。

Myllyrinne氏はGDCヨーロッパの基調講演において、「そもそもゲームのタイトルからして関心が不足している」「我々はタイトルに同じような言葉を使いすぎる。'war''race''star'といった単語の後に'of''to''from'と続け、またも'war''race''star'といった単語を使う。その後には続編のパートいくつという番号と、発音が難しい言葉を続ける。‘Race Of War II:The Wrath Of Cthulu’といった具合だ」と独創性の不足を指摘。

さらに「人まねを止めることは重要だ。何も新しくないオンライン機能が復活しており、あまりにも多いゲームに『Counter-Strike』の焼き直し的な、作り手がボロ儲けできるオンライン機能が放り込まれている。人々はこれをプレイしようとしないだろう。『Halo』や『Gears of War』、『Call Of Duty』といった魅力的でユニークな何かをもたらすものをプレイする」とゲームフィーチャーにおいても独創性が失われているとしています。

また、小規模のゲーム開発において「弱点に時間を浪費すべきではない。組織は臨機応変で、強さを基にすべきだが、メンバーの基本的な才能を変えるべきではない。小さな会社はフレキシブルであるべきだ」と長所を生かすことの重要さを語っています。

氏にとって『Max Payne 2:The Fall Of Max Payne』というタイトルも妥協であり良いチョイスではなかった……といいます。「他の誰もしていないようなことで革新を計りたい」と語る氏の新作は『Alan Wake』。サスペンス作家のアランが悪夢の世界に足を踏み入れ、光を武器に影と戦うサイコスリラーという独創的な作品となっています。『Alan Wake』が自身の提言を活かしたゲームになっているかどうかはこれからの判断を待たなければなりませんが、業界内から独創性に関する発言がある辺りに、海外クリエイターの心意気が感じられるのではないでしょうか。
《水口真》

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