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【ゲームニュース一週間】-「ヨン様」とDS

今週は『冬のソナタDS』『ペ・ヨンジュンと学ぶ韓国語DS』の完成披露会が興味深い話題を提供してくれました。

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今週は『冬のソナタDS』『ペ・ヨンジュンと学ぶ韓国語DS』の完成披露会が興味深い話題を提供してくれました。

『冬のソナタDS』は韓流ブームの火付け役となった同名ドラマをニンテンドーDSでゲーム化したもの。「ポケットに入れて持ち運べる冬のソナタ」をテーマに、ドラマを追体験できるだけでなく、ロケ地を巡ったりオフショットなどを閲覧できます。『ペ・ヨンジュンと学ぶ韓国語DS』は「ヨン様」ことペ・ヨンジュン氏が韓国語を教えてくれるという内容。季節の折々にはヨン様からのメッセージを受け取ることもできます。

完成披露会に集ったのは30倍という倍率をくぐり抜けた幸運な「家族」(ペ・ヨンジュン氏のファンのこと)たち。ゲームといえば若い男性が遊ぶものというイメージがあり、会場の家族たちとはリンクしなさそうでしたが、試遊台では多くの家族たちがニンテンドーDSでゲームを楽しんでいたのが印象的でした。

ペ・ヨンジュン氏の人気は主婦層がメインとされていますが、氏をフィーチャーしたゲームが出るとは少し前のゲーム界では考えづらかったことでしょう。いくら氏のファンとはいえ、2本のソフトのためだけに高価なHDゲーム機を買ってくれるとは考えにくいものがあります(メインが主婦層なのですからなおさらです)。既に幅広い年齢層に広まったニンテンドーDSというベースがあり、新規に購入するにしても実売17000円弱+ソフト代で済み、ハードコア層でなくとも遊べるゲームが他にもあるこそ氏のゲームが成立したのではないでしょうか。

携帯ゲーム機であるがゆえにTVが必要ないというのもポイントです。自前の画面を持っているのですから自室でゆっくりと雰囲気に浸ることもできますし、お茶の間でチャンネル権を主張する必要もありません。ニンテンドーDSに限らず、個人的な体験を提供する携帯ゲーム機はファン向けソフトには適したものなのではないでしょうか。

あらゆる娯楽は幅広い年齢層にアピールすることが必要です。それを忘れた瞬間に水はよどみ、様々な可能性が失われていきます。主婦層に人気とされるペ・ヨンジュン氏のゲームはハードコア層には縁遠いものかも知れませんが、だからこそ現在のゲーム界が持つ可能性を象徴しているといえないでしょうか。
《水口真》

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