4月の米国は、ハードウェアの販売金額が3億9180万ドルで昨年同期と比較して8パーセントのダウンでしたが、ニンテンドーDSiの効果もあり、DSの販売台数が100万台を超えました。一方でソフトウェアは5億1074万ドルで、こちらも前年から23パーセントのダウンと元気の無い状況です。
プラットフォーム別ではDSが104万台であった以外は低調で、Wiiが34万台、Xbox 360が17万5000台、PS2が17万2000台、PS3が12万7000台、PSPが11万6000台となり、PS2が後継機のPS3より売れるという逆転現象もありました。
ソフトウェアも任天堂が牽引する状況は続いていて、1位『Wii Fit』、2位『ポケモンプラチナ』、3位『マリオカートWii』、4位『はじめてのWii』と上位を独占。サードパーティでは5位(Xbox360)と10位(PS3)にEAの『ゴッドファザーII』が入った他は目立つタイトルはありませんでした。
米国でも日本と同様、タイトルに恵まれない時期が続いているようです。
任天堂オブアメリカはこの結果について「任天堂ハードが56パーセントのシェアを占めたことは、多くのユーザーが製品の質や価値を認めてくれた結果だと考えています。今後も『パンチアウト』や『Wii Sports Resort』といったエキサイティングなゲームを世に送り出していくつもりです」(Cammie Dunawayマーケティング担当副社長)とコメントしています。
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