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『ぼくとシムのまち キングダム』は前作とはちょっと毛色の変わった続編

『シムシティ クリエイター』と共に、エレクトロニック・アーツはWiiでもう一本シムシティを発売します。昨年発売された『ぼくとシムのまち』の続編『ぼくとシムのまち キングダム』の日本発売が決定しました。こちらもプロデューサーのティム・レトルノ氏からプレゼンいただきましたので、その内容と共に紹介します。

任天堂 Wii
ぼくとシムのまち キングダム
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『シムシティ クリエイター』と共に、エレクトロニック・アーツはWiiでもう一本シムシティを発売します。昨年発売された『ぼくとシムのまち』の続編『ぼくとシムのまち キングダム』の日本発売が決定しました。こちらもプロデューサーのティム・レトルノ氏からプレゼンいただきましたので、その内容と共に紹介します。

プロデューサーのティム・レトルノ氏


まず、本作で一番重点が置かれているのはストーリーだということです。前作ではストーリーはほとんどありませんでしたが、ユーザーからの要望も多かったということで、ゲームの楽しみとストーリーを楽しむ両方が味わえる作品となりました。では、ストーリー概要は以下の通りです。

国に幸せを


ストーリー概要

昔々あるところに、たくさんのシムたちが生活を送る、いくつかの島々からなる王国がありました。王国は王様を中心に、あらゆるものをカスタマイズできるというワンドリアと呼ばれる杖使いたちによって治められていました。かつてワンドリアは王国で最も勇敢で王に忠実だったため、王国の大事な仕事をまかされていたのです。彼らは、王国がたくさんの素敵なことに恵まれて、幸せなシムたちで一杯になるように日々努力していました。しかし哀しいことに時の流れとともに、いつしか王国からワンドリアの姿は消えてしまったのです。

そこで、ローランド王はこの国をかつてのように住みやすくし、シムたちの暮らしを手助けするために、新しいワンドリアを探すためのテストを行うことにしました。テストは、現在では王様が一番頼りにしている家来、魔法使いのマーロンが行います。テストに成功し、一番忠実で勇敢なシムだけが、ワンドリアとして王様に認められるようです。プレイヤーは島じゅうを冒険しながら、いろいろなものや家をつくり、シムたちを手助けし、王国の皆を笑顔にすることでテストに合格できるかも知れません。

ラッキーなことに、プレイヤーの冒険は一人ではありません。ボーイのバディ、エッセンスマスターのリンジーがいつもそばで助けてくれます。

さあ、プレイヤーは王様に、自分の力と勇気を証明できるのでしょうか。冒険の果てに、王様に認められれば島が一つもらえるかも知れません。もしもそうなったら、思いのままに島をまるごとデザインしてしまいましょう。

ローランド王国に幸せを

本作はローランド王とその王国に幸せをもたらす物語。バディとリンジーという仲間と一緒に島を冒険して、行く先々でみんなをハッピーにしていきます。ストーリー中では前作で登場したキャラクターも多数登場しますが、前作では海賊だったジニーが保安官になっていたり、変化した形で登場するとのこと。

遊び方の面では、前作ではプレイヤーが作り出せるものは家具や家が中心でしたが、今回は大きく幅が広がりました。家具中心から、家やもっと大きな建物作りが中心になり、橋やフェンス、風車などの建造物や機械仕掛けを作れるようになりました。また、前作ではタスクは「〜を作って」というものが中心だったのが、今作では何かを集めるものや、パズルを解くように仕掛けをクリアするものなど遊びの幅が広がっています。

家具や家を作るだけでなく、パズルを解くようなプレイも(配管を繋げて水を誘導)


プレゼンでは最初のキャピタルという街と、もうひとつカウボーイ・ジャンクション(日本名不明)という街を見ることができましたが、ストーリーに沿って、様々なタスクをクリアしていくという流れのようです。ただ、ストーリーが強化されたとは言え。完全にリニアーな作りになったわけではなく、かなり自由度高く、気に入った島で、気に入ったキャラクターと長く遊び続けることができるようです。

ティム・レトルノ氏は前作との関係について「続編というよりは同じシリーズの別の体験を提供するもの」と説明していました。

さあ、大冒険へ!
《土本学》
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