これは特殊学校と特殊学級のある小学校などを対象にビデオゲームを導入、障害児童の余暇の充実や健常児との交流に役立てようと言う計画で、応募41校の中から選ばれた6校が対象となります。6月〜9月の期間中、学校には教育ゲームや体感ゲームなど障害児童のためになるゲームが導入され、サークル活動などに役立てられる予定です。
ビデオゲームが社会との接点を持とうとする韓国ならではのプロジェクトで、これは欧米などでムーブメントとなっている「シリアスゲーム」に近いものがあります。「シリアスゲーム」とはゲームをエンターテイメント以外にも活用しようとするもの。海外では官民共同のプロジェクトとなっている例も多く、ビデオゲームの社会参加といえるでしょう。
ビデオゲームの教育的な効果に関してはまだまだ議論されるべき側面も大きいのですが、ビデオゲームを通じて障害児童と健常児が接点をもてるのであれば、これは純粋に喜ばしいことなのではないでしょうか。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
【CEDEC 2010】ゲームに込めた情熱・技術を海の向こうまで正確に伝えるために GDD/TDDを書こう
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
【Autodesk×Unity】セガが語るUnityで作るiPhoneゲーム、そしてコンテンツ工学
-
テレビ業界から飛び火した「ラウドネス問題」って何だ?SIG-Audio#01「ラウドネス勉強会」レポート
-
株式会社サクセスを名乗る架空請求にご注意
-
暗い場所も味方になる! 高級ゲーミング液晶モニターEIZO「FORIS FS2333」レビュー
-
「Alienbrain」と画像管理ツールの融合でゲーム開発が「見えるようになる」
-
株式会社そらゆめが倒産―『ひぐらしうみねこカードバトル』の開発、クラウドファンディングサイトを運営
-
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が米国任天堂らを提訴
-
発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職