人生にゲームをプラスするメディア

『BIOSHOCK』プレビュー

作品の発表当初から海外ゲーマーの間で話題となり、発売後も多数のアワードを受賞した傑作アクションシューター『BIOSHOCK』。多くの日本のXbox360ユーザーが待ち焦がれたであろう『BIOSHOCK』の日本語吹き替え版がついに、2008年2月21日にスパイクより発売される。

マイクロソフト Xbox360
BIOSHOCK
  • BIOSHOCK
  • BIOSHOCK
  • BIOSHOCK
  • BIOSHOCK
  • BIOSHOCK
  • BIOSHOCK
  • BIOSHOCK
  • BIOSHOCK
作品の発表当初から海外ゲーマーの間で話題となり、発売後も多数のアワードを受賞した傑作アクションシューター『BIOSHOCK』。多くの日本のXbox360ユーザーが待ち焦がれたであろう『BIOSHOCK』の日本語吹き替え版がついに、2008年2月21日にスパイクより発売される。

さまざまな要素の混じったゲーム性

『BIOSHOCK』はファーストパーソン(主観視点)タイプのアクションシューター、というジャンルに分類されるが、RPG的なシステムが多く含まれるなとプレイしていると気づかされる。スプライサーやビッグダディといった敵の死体やマップ上に点在するオブジェクトから通貨を取得しアイテムの購入がおこなえ、遺伝物質“アダム”を消費することで多様な特殊能力を得ることができる。特殊能力は“プラスミド”と呼ばれる電撃・発火能力等の戦闘を有利にするものから、戦闘・技術・肉体を強化するものまで多岐にわたり、プレイヤーはこれらを取捨選択しスロットに装備する事でその恩恵を得ることになる。

エレクトロボルト:便利に使える能力インフェルノ:氷を溶かしたりも

様々な能力は様々なプレイスタイルを生み出す。たとえば電撃能力“エレクトロボルト”には多くの使い道がある。電撃に痺れているスプライサーはレンチの格好の餌食であるし、水溜りに多くの敵が居ればそれらを一毛打尽に出来るだろう。機械だって電気には弱いはず… 他にもスプライサーやビッグダディを同士討ちさせたり、警備の機械を味方につけたりと、ただ銃火器を使うだけではないもっと効率のいい戦い方がこのゲームには用意されている。

魅力的な世界観と美術デザイン

グラフィック・美術デザイン・そしてサウンドも『BIOSHOCK』の魅力である。海中都市が舞台となる為多くの場面で描かれる水の美しさ、アール・デコ調で纏められた都市の雰囲気は見事。 苦労してビッグダディを倒して満身創痍の所でもう一体のビッグダディが忍び寄る足音が聞こえた時の恐怖感といったらない。

ラプチャーの美しさには息を呑むスプライサー 様々なタイプが存在する

世界観・ストーリーの作りこみは開発者も時間をかけたという。 スプライサーとビッグダディ、そしてリトルシスター達の三角関係、海中都市ラプチャーを脱出する過程で出会う人々の狂気や、都市で起きた事件の真実、そして主人公自身の…と最後まで眼が離せない。

Big DaddyとLittle Sister

ビッグダディはリトルシスターをスプライサーから護る守護者的存在で、リトルシスターに近づく主人公の前にも立ちはだかる。その戦闘力は圧倒的で、特にプラズミドや武器の揃わない序盤の脅威となる。高難易度のモードともなると正に命がけ。主人公の能力を強化するには“アダム”を手にいれる必要があり、“アダム”を得るにはリトルシスターを狙うしかない、そうなるとビッグダディを倒すのは必然となる。もちろんどうするかはプレイヤーの自由。

リトルシスターとライフルタイプのダディスプライサーとダディが戦うことも

リトルシスターは海中都市ラプチャーで唯一“アダム”を抽出できる存在。“アダム”を提供する代わりにビッグダディに護ってもらっているという共存関係にある。彼女をビッグダディを倒したとき、主人公は少女のように見えるリトルシスターをHarvest(搾取)するかRescue(救出)するかの選択をすることになる。搾取する方がより多くの“アダム”を得られるが…



なお、本作は日本語化のローカライズに当たって表現規制などはされず、完全な形で日本語ボイスでストーリーを楽しめるという。傑作と名高い『BIOSHOCK』の世界を是非体験して欲しい。

©2002-2008 Take-Two Interactive Software and its subsidiaries. Developed by 2K Boston and 2K Australia. Bioshock, 2K Games, 2K Boston, 2K Australia, the 2K logo, the 2K Boston logo, 2K Australia logo, and Take-Two Interactive Software are all trademarks and/or registered trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. in the USA and/or foreign countries.
《》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

マイクロソフト アクセスランキング

  1. Xbox One「Day One Edition」を画像で徹底解説 ― 開封からセットアップ、TV Setupなどを早速試してみた

    Xbox One「Day One Edition」を画像で徹底解説 ― 開封からセットアップ、TV Setupなどを早速試してみた

  2. 【E3 2010】これが新型Xbox360、スリムで静かに

    【E3 2010】これが新型Xbox360、スリムで静かに

アクセスランキングをもっと見る