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NVIDIA、「Hybrid SLI」テクノロジの説明会を開催〜AMD用チップセットnforce700a系、Geforce8200に

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NVIDIA、「Hybrid SLI」テクノロジの説明会を開催〜AMD用チップセットnforce700a系、Geforce8200に
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NVIDIAは1月16日、東京都内ホテルにて新製品記者説明会を開催しました。NVIDIA本社からテクニカルマーケティングディレクターのTom Petersen氏が来日し、今年初めに米国ラスベガスで開催されたCES(家電見本市)にて発表した内容をあらためて紹介しました。

"Hybrid SLI"はパフォーマンスに見合った最適な電力量を実現する技術で、"Hybrid Power"と"GeForce Boost"のふたつの仕組みがあります。どちらもチップセットに内蔵したGPUとアドオンタイプのビデオカードをリンクして動作させます。簡単に説明すると、"Hybrid Power"はSLI構成のPCにおいて、PCI Expressに装着したビデオカードの電源をオン/オフする仕組み。"GeForce Boost"はマザーボード上のビデオチップに追加してPCI Expressにビデオカードを装着し、パフォーマンスを向上させる仕組みです。"Hybrid SLI"を利用するためには、これらの技術に対応したチップセットとビデオカードが必要です。

"Hybrid SLI"を採用したnForce780aを搭載するマザーボード。PCI Expressが3本あるほか、マザーボード上にモニタ出力用端子がある


NVIDIAはAMDプロセッサ向けの最新チップセットnForce700aシリーズと、オンボード搭載型GPUのGeforce8200に"Hybrid SLI"を採用しました。前回の記事で「nForce700a系チップセットはnForce700i系チップセットのAMD版と紹介しましたが、実際には似て非なるもののようです。共通項は3way-SLIとESAの対応ですが、nForce700a系はGPU機能が内蔵されます。そのため、マザーボード上にDVI端子やVGA出力端子が搭載されます。つまり、nForce700a系チップセットを搭載したPCは、PCI Expressにビデオカードを追加しなくてもビデオ出力が可能です。nForce700a系のビデオ出力機能はGeForce8200と同等性能で、DirectX10とPureVideo HDに対応し、HD DVDやブルーレイディスクの動画再生が可能です。

Geforce8200はマイクロATX用マザーボードなどに搭載するGPUユニットです。USB2.0やオーディオ、SATA、PCIスロット等のインターフェースをコントロールできるため、チップセットの役割も代替します。nForce700a系の簡易版と言っても良さそうです。

"Hybrid Power"を搭載したチップセットとSLI構成のビデオカードを搭載したPCでは、デスクトップのタスクトレイに"Hybrid Power"のアイコンが表示されます。そのアイコンをダブルクリックするとダイヤログが表示され、"Boost Performance"モードと"Save Power"モードをユーザーが選択できます。"Save Power"モードではチップセット内蔵のGPUのみ動作し、PCI Expressに搭載されたSLI構成のビデオカードには電源が供給されません。"Boost Performance"モードに切り替えると、SLI構成のビデオカードが動作し、チップセット内蔵のGPUは動作しません。これにより、3D性能が必要ない場面では省電力でPCを利用できます。

例えば、2Way-SLI構成のPCの場合、"Boost Performance"モードで3Dゲームを動作させると、ビデオカードだけで600ワットを消費します。3Dアプリケーションを利用しない場合でも400ワットを消費します。しかし、"Save Power"モードにするとビデオカードの使用電力は0ワットになります。3Dゲームで遊ばない時間は徹底的に省電力化できます。副次的効果として、発熱量が抑えられるためビデオカードのクーラーファンが止まり、静粛性を高めることも可能となり、結果、SLI構成を採用したノートパソコンではバッテリーを長持ちさせることに繋がります。

"GeForce Boost"はチップセット内蔵のGPUとPCI Expressに搭載したGPUが協調して動作し、SLI構成にした場合と同様の効果を得られます。チップセット内蔵のGPUとPCI Expressに搭載したGPUが同等性能だった場合、チップセット内蔵GPU単体の動作に比べると40パーセント以上もパフォーマンスが向上します。一方、Low Power時はPCI Expressに搭載したGPUが動作しないため消費電力を抑えます。これもノートパソコンではバッテリーを長持ちさせるために有効です。

NVIDIAによると、"GeForce Boost"は一般的なPCユーザーやゲームユーザーを対象とした技術、"Hybrid Power"は3Dの要求の高いゲーマーやPCエンスージアストを対象とした技術とのことです。チップセット内蔵タイプの安価なPCを購入したユーザーが、後にグラフィック性能を向上させたい場合には"GeForce Boost"が有効です。一方、"Hybrid Power"は、元々3Dグラフィックを使ったゲームやCG制作をしているパワーユーザー向けです。メールやネットサーフィン、写真の整理など、PCを事務的な用途で使っている場合に省電力化したいという要求に応えます。

NVIDIAのトム・ピーターソン氏によると「"Hybrid SLI"は導入したばかりの技術でさらなる開発の余地がある。今後は現段階では難しい"モードの自動切り替え"や、インテル製CPU向けチップセットの開発を進めていく」とのことです。
《杉山淳一》

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