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「XNA Game Studio 2.0」が配布開始―オンラインゲームも開発可能に

マイクロソフトは特別なライセンスを受けたゲーム開発者でなくともXbox360で動作するゲームを開発することのできる「XNA Game Studio」の最新版である「2.0」の配布を開始したと発表しました。最大の特徴はXbox Liveのオンラインゲームを開発できるようになった点です。現在のところ英語版のみの配布となっていますが、後日日本語版もアナウンス予定であるとしています。

マイクロソフト Xbox360
マイクロソフトは特別なライセンスを受けたゲーム開発者でなくともXbox360で動作するゲームを開発することのできる「XNA Game Studio」の最新版である「2.0」の配布を開始したと発表しました。最大の特徴はXbox Liveのオンラインゲームを開発できるようになった点です。現在のところ英語版のみの配布となっていますが、後日日本語版もアナウンス予定であるとしています。

XNAは http://creators.xna.com/ よりダウンロードが可能です。

「『XNA Game Studio 2.0』の開発にあたっては、『Halo 3』や『Gears of War』などのタイトルでトップクラスの開発者が使用する、充実した LIVE のゲーム環境の活用機会をすべての人に提供したいと思いました。今回の最新版のおかげでこの目標を達成することができました。学生やアマチュア開発者、そしてプロの開発者が一様に利用しやすい点はこれまでと変わっていません」とマイクロソフトのXNA部門担当ゼネラルマネージャーである、クリス・サッチェル氏は述べています。

「XNA Game Studio 2.0」ではXbox Liveの大半の機能を利用できるようになっていて、これによりネットワークを通じて複数人で遊ぶオンラインマルチプレイヤーのゲームを開発できるようになります。ネットワークの接続状況に応じて最適な対戦相手を探すマッチメイキング機能なども最小限の労力で実現できるようになっているということです。

マイクロソフトでは、優秀作は実際に商品化されるチャンスもあるXNAを利用したゲーム開発コンテストや、教育機関を対象として教育目的のライセンスを無償で提供するプログラムなどを通じて開発コミュニティの活性化を図っていくとしています。
《土本学》
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